「巻耳」。漢字としてすごくシンプルですよね。
「巻き+体の一部」の組み合わせは、他にも「巻爪」などがありますが、これを踏まえると耳が巻いているような形をしている状態を指すのでは?と予想してしまいますね。
残念ながら、これは違います。
どちらかというと音読みすると正解に近づく感じですね。
さあ、この「巻いている耳」は一体何の耳??
「巻耳」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは何と植物の名前です。
ヒント➁ 「〇〇〇み」の4文字です。
ヒント③ 投げると「くっつく」のが厄介です。
「巻耳」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「オナモミ」です!
「オナモミ」、あー懐かしい!と思ったのは私だけではないはず。
小さい頃、友達と原っぱで遊んだときに、投げて服にくっつけて遊んだ記憶が蘇ります。
最近の若者や都会に住む人には馴染みがないかもしれませんが、「オナモミ」は、キク科の植物の実のことを指し、実にトゲトゲがついていて投げると服にくっつくんです。
このトゲトゲは触っても痛くなく、イメージとしては「マジックテープ」のザラザラした部分に近いですね。
でも、これが枯れて茶色くなると要注意!トゲトゲも固くなって、投げつけられると地味に痛いんですよね・・・。