難読漢字クイズのお時間です。
今回ピックアップするのは「沖する」「綻びる」「滴る」の3つの漢字。
目次
1問目は「沖する」!
「沖する」という漢字、読むことができますか?
また、この言葉の意味を答えられますか?
「沖縄」や「沖合(おきあい)」といった単語で見慣れた「沖」という漢字ですが、普段の読みとは少し異なった読み方をします。
いかがでしょうか?
「沖する」の読み方のヒントは?
難読漢字を読む際、字面の難しさやとっかかりのなさに立ち止まってしまうことも多々あるでしょう。
そうした際には「漢字の一部を読んでみる」ことをおすすめします。
例えばこの「沖」という漢字の場合、単体で読むことができる部分は「中」です。
この「中」という漢字の読み方をたどってみましょう。
正解は…
正解は…
ちゅうする
でした!
「中」から「ちゅう」という読みを連想できれば読めたかもしれません。
そして「沖する」という言葉は、「高く立ち上る」ことを示します。
「煙が沖する」のように使います。
ぜひ覚えてみてくださいね。
2つ目の漢字は「綻びる」
続いての漢字はこちら。
「綻びる」という単語です。
「錠(じょう)」という漢字に似ていますが、読み方は「じょうびる」ではありません。
読めますでしょうか?
「綻びる」の読み方のヒントは?
読み方そのものは字面から連想しづらいので、意味から推測してみましょう。
この言葉の意味は「縫い目がほどける」や「つぼみの状態から花が開きかける」です。
派生で「綻ぶ」という単語もあります。
こちらは「良いことが合ったので、つい口元が綻んでしまった」のように使います。
わかりますでしょうか?
正解は…
正解は…
ほころびる
でした!
「ほころびる」という言葉自体、最近ではあまり使われなくなってきたものの、一度は耳にしたことがあるはずです。
ちなみに、「鳥がさえずる」といった意味もあります。
こう考えると用途が広い言葉だということが分かります。
ぜひこの機会に意味とセットで漢字を覚えてみてくださいね。
最後はこちら!「滴る」
「滴る」という漢字、読むことができますか?
「滴」という漢字は「水滴」「点滴」などで使われますが、「てきる」ではありません。
この漢字の読みの難易度はそれほど高くないですが、覚えておいて損はないので出題させていただきました。
いかがでしょうか?
「滴る」の読み方のヒントは?
この単語の意味は「液体のものがしずくになって落下する」というものです。
雨の日、傘の先から水が滴ったり、大けがを負って血が滴ったり…。
そんなシーンで使います。
もう分かってしまったでしょうか?
正解は…
正解は…
したたる
でした!
できれば血が滴るような状況にはなりたくありませんね。
漢字を覚えることでそんなリスクを回避できるかは怪しいですが、覚えておいて損はない読みであることには間違いありません。
さて、何問正解できたでしょうか?
ぜひたくさん漢字の知識を身に着け、「水も滴る」漢字博士を目指してみてください!