今日の難読漢字は
「鬼灯」
「松明」
「時化」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「鬼灯」!
この漢字が使われているタイトルのアニメがあるとおり、「鬼灯」の読み方は一躍有名になりましたよね!
アニメを見ない人にとっては、そのまま「おにび」と読んでしまいそうな難しい漢字ですが、読んで字の如く、その姿形はまさに「鬼火」そのものです。
ということで、少しヒントになってしまいましたが、この「鬼灯」、あなたは読めますか?
「鬼灯」の読み方のヒントはコレ!
見た目はイチゴや柿やのような形をしていて、中に実があります。
浅草の浅草寺には「鬼灯市」が開かれます。
「鬼灯」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ほおずき」です!
「鬼灯」は、昔は薬として食されてきた植物の実ですが、現在ではその毒性から口にすることはありません。
見た目はイチゴのような柿のような殻の中に、熟すとオレンジ色の、大きさはサクランボ程度の小さな実が成ります。
この実は、ぶにぶに揉んでいると柔らかくなり、中に入っている果実を取り除くと風船のようになって遊ぶことができるんですが、最近の若者は知らないでしょうねwww
お仏壇にもお供えされるので、お盆などで帰省したときに目にする方も多いと思います。
でも、「鬼火(おにび)」と読める「鬼灯」を仏壇とセットにしてしまうと、少し怖い感じもしてきますね・・・。
次の難読漢字は「松明」!
そのまま音読みにすると「しょうめい」、もちろん正解です!
でも、もっと馴染みのある他の読み方があるんですが、何か分かりますか?
「松の明かり」と書くこの漢字、そもそも「松」って光るのか疑問ですがいったい何のことを示しているんでしょうか。
予想するとしたら、松からは「松ヤニ」が採取できるので、その線が怪しいですね!
さあ、疑念を確証に変えていきましょう!
「松明」の読み方のヒントはコレ!
洞窟の中ではこれがないと始まりません!
1文字目の読み方が、2文字目になります。
「松明」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「たいまつ」です!
「松明」とは、探検ゲームではお馴染み、棒の先に布が巻いてあって火をつければしばらく燃え続けるアレです。
持ち運びができる明かりで、まさに「照明(しょうめい)器具」の「松明(しょうめい)」。
現代ではより効率良く燃える油を使ったものが主流ですが、昔は「松ヤニ」を用いた照明器具が一般的でした。
キャンプなどで本物の松ヤニを使って火を起こしたら、人気者間違いなしです!
最後の難読漢字は「時化」!
漢字はどちらも簡単な「時」と「化」。
そのまま読めば「時が化ける」ですので、時間の経過を忘れてしまうほどの何かでしょうか。
それとも、タイムマシンのように時間の流れが変わるような事象でしょうか。
意外にも、読めそうで読めない漢字というのはたくさんありますが、「時化」もその一つ。
今回は、ただ読むだけでなく、正しい意味も一緒に覚えてしまいましょう!
「時化」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇」の2文字です。
海に関係するものです。
「時化」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「しけ」です!
「時化」とは、台風や強風、突風などの悪天候で波が高く、海が荒れている状態のことです。もちろん、漁師さんにとっては最悪の状況といってもいいでしょう。
気象学においては、波の高さが4mを超える場合に「時化」となるようです。
ちなみに、対義語は「風が止む」と書く「凪(なぎ)」です。
「凪」は、水面がほんとに静かで、それこそ「時が止まった」ような状態ですが、この「凪」の状態も漁には向かず、海は荒れていても静かでも、魚にとってはあまり良いものではないんですね!