「幕の間」と書く「幕間」。
意味としては、幕と幕の間ですから「演劇や舞台の合間」のことを表すものと推測できます。
では、読み方は?と言われれば、「まくま」もしくは「まっかん」が筆頭に挙げられますが、いかがでしょうか?
これは簡単な漢字だけに、読めないと恥ずかしい!
ぜひこの機会に正しい読み方を身につけましょう!
「幕間」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「間」は「ま」とは読みません!
ヒント➁ 「〇〇〇い」の4文字です。
ヒント③ お餅つきの杵を持たない人が出す手は何と言う??
「幕間」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「まくあい」です!
「幕間」は、まさに「幕と幕の間」のことを表す言葉ですので、「間に挟む小休憩」の時間のことを意味します。
海外のショーなんかでも、「インターミッション」なんていう言葉が一般的ですが、それの日本語版ですね。
演者にとって長時間に渡るショーや劇では、身体を休める必要があることから、休憩や食事の間として使われることが一般的なようです。
ちなみに、のり弁をパワーアップさせた「幕ノ内弁当」も、「幕と幕の間に食べる弁当」ということから付けられた名称だそうですよ!
幕間とは、、、?
幕間とは、演劇やオペラ、バレエなどの芸術公演で、一幕と次の幕の間に設けられる休憩の時間のことを指します。
幕間は、演目の展開に必要な設置やセットチェンジなどの準備ができるようにするために設けられることが多いです。また、観客が一息つく時間としても利用されます。
幕間には、様々な意義があります。演目の途中で疲れてしまった観客にとっては、幕間はリフレッシュするための時間として重要な役割を果たします。
また、幕間中には、観客にとってのエンターテインメントとしての要素が含まれる場合があります。
幕間の起源
幕間は、日本の伝統的な演劇形式である能や狂言などにおいて、最初に現れたとされています。
これらの演劇では、セットチェンジなどのために長い時間が必要であったため、幕を張ってその時間を埋めることが考えられました。また、幕間は、演者が休息をとるための時間としても使われるようになりました。
日本の演劇において、幕間は非常に重要な要素として認識されています。幕間には、演目の雰囲気を変えるための音楽や舞踊が披露されることもあります。
また、伝統的な日本舞踊では、幕間に「間」と呼ばれる芸を披露することが一般的であり、芸人たちが技を競い合う場でもありました。
幕間の種類 – オペラ、バレエ、劇場など様々な芸術形式における幕間の種類
幕間は、様々な芸術形式において設けられます。オペラやバレエでは、幕間に演目に沿った音楽が流れ、ダンサーや歌手たちが次の幕のための準備をする間、観客に演目の世界観を再確認させる演出がされます。
一方、劇場では、幕間には、セットチェンジや役者の着替えをするための時間が確保されることが多く、舞台上での演出はあまり行われません。また、コメディなどの舞台作品では、幕間に短いエピソードが挿入されることがあり、観客を笑わせる役割を果たすこともあります。
さらに、現代の演劇や音楽イベントでは、幕間は休憩の時間として利用されることが一般的です。この場合、観客は休憩中に飲食物を購入することができ、コミュニケーションをとる時間としても利用されます。