最近では凝った名前も多くなりましたが、女性のスタンダードな名前と言えば「〇子」か「〇美」だった時代もありましたよね。
でも、残念ながら「賽子」は、女性の名前ではないんです。
だけど読み方を聞けば、とっても身近なものの名前だときっと驚くはずです。
さっそく、見ていきましょう!
「賽子」の読み方のヒントは・・・?
- 誰でも知っている、小さな立方体!
- 1~6までの数字が書かれています。
- すごろくなどをして遊ぶのに使います。
- 読み方は、ひらがなで〇○○〇の4文字です。
もう、分かりましたよね?
「賽子」の読み方の答えは・・・
正解は、「さいころ」でした!
賽子の「賽(さい)」には、「賽銭(さいせん)」や「賽日(さいにち)」など「神にむくいること」という意味の他に「さいころのこと」という意味があるんです。
「賽(さい)」1文字でも「さいころ」の意味があるんですが、コロコロ転がして使うことから愛称のように「ころ」が付いたんだとか!
紀元前のエジプトですでに用いられていた賽子(さいころ)ですが、日本に伝わったのは奈良時代。
中国から伝わりましたが、「賽子」の文字で現わすのは日本だけ。
中国語では「色子」「骰子」と書くそうです。
ちなみに、賽子(さいころ)の1の目が赤いのは、日本が発祥なんですよ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!