突然ですが、歯磨きは好きですか?
おそらく、「好きではないしめんどくさいけど、虫歯になりたくないから」というような理由で歯磨きを欠かさずしている方が多いと思います。
実は、歯磨きには唾液を出して副交感神経を優位にする作用があるんですよ。
つまり歯磨きには歯の健康維持以外にたくさんのメリットがあるので、解説していきますね!
歯磨きと副交感神経の関係
歯ブラシで歯肉を刺激することで唾液を出し、これが副交感神経を刺激すると言われています。
リラックスする音楽を聴いたり、ストレッチをしたりと副交感神経を優位にする行動はたくさんあります。
しかし、日常で誰もが行う歯磨きを丁寧にすることで体の末端から強制的に副交感神経に働きかけることができるのはおもしろいですね。
また、もし可能であれば入浴中の「ながら歯磨き」をおすすめします。
私もよくするのですが、湯船に浸かってリラックスしている状態だと10分くらい平気で歯磨きをしていることが多いです。
長時間の歯磨きは、単に丁寧にできるというだけでなく、湯船に浸かりながら口内を刺激することで「パロチン」という若返りホルモンが分泌されるとも言われています。
ちなみに若返りホルモンは加齢やストレスによっても減るとされます。
このように歯磨きと副交感神経には意外にも深い関係があるんですね。
歯磨きの効果
リラックス効果
交感神経は活動する神経、副交感神経は休む神経と大まかに思ってくださいね。
寝る前にじっくり歯磨きをすることで副交感神経が刺激され、寝る準備として体が休む方向に向かいます。
また、歯肉などを適度な力で磨くと気持ちもいいのでリラックスできますよ。
首の痛みや肩こり解消
歯磨きが首の痛みや肩こりに効くなんて想像もつかないですよね。
しかし、交感神経が自律神経システムを支配していると筋肉が固くなり、首こりや肩こりが出る場合があると言われています。
このような場合では、歯磨きによって副交感神経を働かせることで解消に繋がるかもしれません。
唾液の分泌量を増やす
これはもう改めて言うまでもないことですが、歯磨きによって唾液量が増えるので、口内環境が良くなり、虫歯予防や歯肉炎予防に繋がります。
ネバネバな唾液のときは口内は渇いていて、口臭も気になりますが、唾液がきちんと出ているとサラサラで質の良い唾液が出ているんですよ。
まとめ
いかがでしたか?
毎日寝る前の歯磨きは義務感でされてる方も多いと思いますが、ぜひ一度湯船に浸かりながらゆっくり磨いてみることを提案します。
きっと歯の健康以外にも何か良い効果があるのではないかなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。