「陽」という漢字から、皆さんはどんなイメージを持ちますか?
「太陽」の「陽」で、「陽光(ようこう)」や「陽当たり(ひあたり)」など、太陽や光に関連する言葉に使われる「陽」。
何だかぽかぽか温かいイメージですよね。
それでは「陽る」とは何と読むでしょうか?
「ひかる」?「あたる」?
残念ながらどれも不正解です・・・
それではさっそく見ていきましょう!
「陽る」の読み方のヒントは・・・?
きっと、皆さん思いもよらない読み方のはずです。
なぜなら「陽る」は、「見せかける」「振りをする」という意味で使われるからです・・・
読み方は、ひらがなで「〇〇〇る」の4文字です。
そして大・大・大ヒント!
同じ読みをする漢字は、「偽る」です。
これでもう、分かりましたよね・・・?
「陽る」の読み方の答えは・・・
正解は、「いつわる」でした!
「陽」という文字には、「日の光」「ひなた」「明るく温かい」などという一般的に知られているイメージ通りの意味の他に「うわべをいつわる」という意味があるんです。
そこで、「陽る」は「いつわる」と読むのです。
「いつわる」という意味で使われる「陽」で皆さんご存じなのが、「陽動(ようどう)」ではないでしょうか?
味方の作戦を隠して、敵の注意をそらすためにこれ見よがしに本らの目的とは違った行動をすることで、「陽動作戦」などと言いますよね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!