漢字読み講座

「鷹揚」ってなんて読む?たかあげではありません!

「鷹揚」って何て読むか分かりますか?

(たかば)ではありません。

(たかあげ)でもありません。

 

人柄を表す時に使う言葉です。

 

さあ、一体何と読むのでしょうか?

 

「鷹揚」の読み方のヒントは?

 

「鷹揚」の意味は「小さなことにこだわらず、ゆったりとしている様子」です。

 

鷹が何も恐れず大空をゆったりと飛んでいる様子」から転じて、人の性質や態度を表すようになりました。

 

«例文»

  • 彼女はいつも鷹揚としている。
  • 彼は鷹揚で、優しく、素敵な青年だ。

 

何と読むか分かりましたか?

 

「鷹揚」の読み方、正解は……

正解は……

 

「おうよう」

 

です!

 

「鷹揚」と発音が似ていて、意味が似ている言葉に「大様」(おおよう)があります。

「大様」も「小さなことにこだわらず、せこせこしない様子」を表しますが、「大雑把な」といったマイナスのイメージも持っていますので、使い方には注意して下さい。

「鷹揚」は「こころに余裕があって、上品な様子」というイメージを持って使う言葉です。

「鷹揚」と「大様」はニュアンスの違う言葉ですので、混同しないように気をつけましょう。

 

鷹揚とした心を持った、器の広い人って憧れてしまいますね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

ABOUT ME
yama-sa
佐賀県在住の佐賀をこよなく愛するライターです。