今日の難読漢字は
「紙縒」
「如雨露」
「壜」
「杓文字」
「箪笥」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「紙縒」
字のとおりに想像すると、「紙を縒る(よる)」なので、ねじねじするイメージでしょうか。
子どもの頃、画用紙や厚紙でクルクル丸めて剣みたいにして遊んでいる男の子たちがいましたが、あれって意外に固くて刺さると痛いんですよねwww
そんな「紙縒」ですが、正解はもう少し柔らかいイメージになります。
「紙をクルクルする」のは間違いありませんが、どこに刺すかがポイントですよ!
「紙縒」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② これを使うとクシャミが出しやすい!
ヒント③ ティッシュで作るのが主流です。
「紙縒」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「こより」です!
そのまま漢字2文字で「紙縒」とも表記しますし、「紙縒り」と送り仮名がついても大丈夫です。
「紙縒」とは、ティッシュなどをくるくる丸めて棒状にして、細かい部分や鼻の中を掃除したり、芸人さんのように鼻の中をコショコショしてクシャミを出すときに使うものです。
本来は「縒る」という字のとおり、紙を使って「紐(ひも)」を作るときなどの言葉として使われていましたが、現在では「紙縒=ティッシュをクルクル=鼻の穴に突っ込む!」という図式が成り立っていますwww
2つ目の漢字は「如雨露」
今回の漢字は意味からくる漢字というよりも、いかにも「当て字」のような中二病の匂いがプンプンしてきますねwww
暴走族のお兄ちゃん達が着ている特攻服の背中にも書かれていそうな感じですが、「雨」と「露」が使われていることから、「水」に関係する何かで間違いないようです。
そのままストレートに読んでも正解にかなり近づきますので、ヒントを見ないでも分かるかも!?
あと、こんな名前の蜘蛛(クモ)がいたような気もしてきました・・・。
「如雨露」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント② プラスチック製の青や緑色をしたものが多いです。
ヒント③ 花の水やりはこれを使いましょう!
「如雨露」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「じょうろ」です!
音読みにすれば「ニョウロ」になりますから、なんとなく分かった方も多いのではないでしょうか?
「如雨露」とは、水やりに使う道具でガーデニングをする人なら誰もが持っている道具ですね。
素材は金属製やブリキ製、プラスチック製など多岐に渡り、デザインもおしゃれなものから業務用の昔から不変の形のものまで様々。
ちなみに少し話が脱線しますが、蜘蛛の「ジョロウグモ」は「ジョロウ」なので、「ジョウロ」ではありませんよ!
3つ目の漢字は「壜」
毎日カラっとした晴れの日が一番ですが、雨の日もまた憂いがあっていいですよね。
そんな晴れと雨でもない、中途半端な天気の「曇り」。
もし自分が天気予報士になったら、どっちつかずの回答ができる「曇り」を連発しそうな気がしますwww
今回はそんな「曇り」に「土へん」がついた「壜」という漢字。
普段、見慣れないだけに超難問です!
「壜」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇」の2文字です。
ヒント② この中にはビールとかジュースとか入ってます。
ヒント③ ゴミに出す場合は空き缶と同じ日が多いですね!
「壜」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「びん」です!
え・・・。「びん」っていう漢字なんかあったの?と誰もが思ったと思いますが、漢字1文字で「壜」と書きます。
「びん・缶」といつも1セットの言葉のように平仮名で表記される「壜」ですが、「ビールびん」などの場合は「瓶」と書きますよね?
よく見ると「瓦(かわら)」がついていることに気が付きますが、字のごとく「陶器」を表しています。なので、容器一般を表す「ビン」は「瓶」の方がしっくりくるのは内緒にしておきましょうwww
4つ目の漢字は「杓文字」
今回の難読漢字は「杓文字」です。
そのまま読めば「しゃくもじ」ですが、そんな文字はもちろんありません。
ヒエログリフとか楔形文字とか、世界史を習うと「〇〇文字」は必ず出てきますが、「杓文字」はどこかの文明の文字というものではありません。
じゃあ、文明や世界史、考古学とは関係のない「杓文字」って、いったいどこの文字??
「杓文字」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント② これは「箆」と似ているキッチン道具です!
ヒント③ これがないと「ご飯」がよそれません。
「杓文字」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「しゃもじ」です!
「しゃもじ」とは、炊き立ての真っ白い美味しいご飯をよそるときに使う「箆(へら)」のような形をしたキッチン道具です。
炊き立てのご飯をお茶碗によそるためには必ず使うもので、炊飯ジャーを購入するとプラスチック製の「杓文字」がついてきますが、そこはぜひ、木の「杓文字」を別途買ってほしいものです。
・・・土鍋で昆布で炊いた白米を、おひつに移して木製の「杓文字」でよそったご飯が食べたくなってきましたwww
5つ目の漢字は「箪笥」
昔の日本では「箪笥」は嫁入り道具の一つとして数えられていたほど、貴重なものでした。
それもそのはず、いいものは桐で作られていて、湿気を自動調整してくれるので着物などを入れておくのには最高の場所とされていました。
しかも、桐製の「箪笥」は火事になっても燃えないと噂されていたほど、超高級品だったそうですよ!
「箪笥」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② 現在は「クローゼット」があるのでいらいないですね。
ヒント③ 洋服を収納するところは?
「箪笥」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「タンス」です!
「箪笥」とは、洋服や着物を収納しておく入れ物のことで、現在でも多くの家庭にありますので、皆さんご存じだと思います。
最近では、クローゼットが当たり前のように備え付けられていたり、着物を持っていなかったりするので「箪笥」がない家も珍しくなくなってきましたが、未だ衣服の収納といえば「箪笥」が主流ですね!
ですが、現在では「桐の箪笥」を持っている家庭はごく少数派で、何百万円もする家具は一般人には手が届きませんね・・・。
今日も我が家はプラスチック製の「衣装ケース」がフル可動ですwww
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!