今日の難解漢字は、
「泥酔」
「歪曲」
「松魚」
「三昧」
「椛」
です!
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「泥酔」です!
「泥酔」
大人なら頻繁に見かけるこの漢字。
「泥(どろ)」
「酔う(よう)」はどちらもよく使う簡単な漢字ですが、「泥酔」だとなんと読むのでしょうか?
「泥酔」読み方のヒントは?
ヒントは、正体を失くすほど酔っぱらった状態を表す言葉です。
類語には
「酔っぱらう」
「酩酊」などが挙げられます。
特に金曜・土曜には、「泥酔」状態になっている人を多く見かけますね~。
もうわかりましたね?
「泥酔」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「でいすい」
です!
「三件目の居酒屋に入ったころには、2人とも泥酔状態だった。」
「泥酔した友人を、家まで送り届けたところだ。」
などのように使います。
語源は「泥」という虫が、水がなくなると酔っぱらって、泥土のように正体を失ってしまうところからきたのだとか。
他にも「泥」はぐにゃぐにゃで正体がわからないため、泥酔者を例えたという説もあります。
社会人なら読めて当然の言葉ですよね。
うっかり羽目を外して「泥酔状態」にならないよう、お酒を楽しみましょう!
2つ目の漢字は「歪曲」です!
「歪曲」
「曲」は、小学生でも習う簡単な漢字。
「歪」は、常用漢字ではありませんが「歪(いびつ)」「歪む(ゆがむ)」などのように使われるのはよく見かけますよね。
この2つの漢字を合わせた「歪曲」は何と読むか分かりますか?
「いきょく」「えんきょく」ではありませんよ!
「歪曲」読み方のヒントは?
ヒントは、「わ」から始まるひらがな4文字。
意味は「物をゆがめてまげる」「事実を故意にゆがめて伝える」という意味で使われることが多いです。
また、類語には「捻じ曲げる」「曲説」などが挙げられます。
そろそろわかりましたか?
「歪曲」の読み方、正解は…
正解は……
「わいきょく」
です!
「知らない間に話が歪曲されて伝わってしまった。」
「魚眼レンズは、意図的に歪曲を利用してつくられたレンズである。」
などのように使います。
「歪」という漢字は、1文字で「いびつ」と読むことができますが、「歪む」の場合は3つの読み方があるのをご存じですか?
- ゆがむ …物の形・心や行いがねじれて、正しくなくなる。
- いがむ …ゆがむの音変化。意味はゆがむと同じ。
- ひずむ …テレビ・音楽などの音がゆがむ場合に使われることが多い。
日常生活の中に出てくる読み方としては、「歪む(ゆがむ)」と読む場合が多いです。
状況によって「ゆがむ」「いずむ」「ひずむ」の3通りの読み方があるので、状況によって使い分けられるようにしましょう!
3つ目の漢字は「松魚」です!
「松魚」と書くこの漢字、初めて見る人もいるのではないでしょうか。
「松」とは、盆栽などでも定番のあの植物の松ですが、「松竹梅」の言葉ではランクが高いものという意味もありますよね!
ということは、何か高貴な、高級魚と予想できますが、いったい何の魚なんでしょうか?
一般的にはもっと見慣れた漢字が使われますが、今回はこの「松魚」を問題とします!
「松魚」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これはお寿司屋さんにも並ぶ美味しい魚です。
ヒント➁ これを乾燥させて削った食べ物もあります。
ヒント③ サザエさんの弟といえば?
「松魚」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「カツオ」です!
一般的に「カツオ」は、「鰹」の漢字一文字で表記されることが多いですが、「松に魚」と書いても「カツオ」と読みます。
そのまま音読みにして、「しょうぎょ」とも読みますが、実はこの「しょうぎょ」が「カツオ」の別名であったことから「松魚」とも表記されます。
「カツオ」は大型の魚であるにも関わらず、種別としては「サバ科」の魚で、「海の硬骨魚」全般の魚を「松魚」と表現するそうです。
今度から、鰹節のことを「しょうぎょぶし」と呼んでもいいかもしれませんね!
4つ目の漢字は「三昧」です!
「三昧」と書くと、「一味」や「七味」など
唐辛子のイメージを持ってしまいますが、
唐辛子からは一旦離れてみましょう。
さて、「三昧」と書いてなんと読むか分かりますか?
「三昧」読み方のヒントは?
(みみ)でも、(さんみ)でもありません。
もちろん、(みあじ)でも(さんあじ)とも読みません。
たとえば贅沢過ぎる時間を過ごす時、なんと言いますか?
「三昧」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
ひとつの事に熱中したり、思いっきり傾いたりすることです。
さあ、もうわかりましたか?
「三昧」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ざんまい」
です!
ご贔屓のアーティストや芸能人など、
お目当ての推しにどっぷりはまる時間を過ごすなども、
贅沢三昧の時間ですね!
他にも大好きな甘いものを沢山食べた時なども、
スイーツ三昧などと言ったりします。
また、仏教では三昧(さんまい)と言われており、
精神を集中し、雑念を捨て去ることと言われています。
夢中になれるものがあると、何でも頑張れますよね。
ぜひ、覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「椛」です!
「木へん」に「花」と書く、誰がどう見ても植物感丸出しの「椛」。
これで植物以外の名前だったらどうしようと思ってしましますが、植物で正解です。
どちらかというと、「樹木」のイメージになりますが、日本にいると毎年秋になれば必ず見ることができる樹木です。
一般的にはもっと単純な漢字で表記されるので、これが読めれば友達に蘊蓄(うんちく)を語ることもできますよ!
「椛」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② 秋になると、赤や黄色に変わって綺麗ですね!
ヒント③ 一般的には「葉」の方に着目します。
「椛」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「もみじ」です!
「もみじ」と言えば、誰もが「紅葉」または「黄葉」と書く漢字をイメージすると思いますが、「椛」という表記もあるんです。
「もみじ」の他にも「かば」とも読み、どちらも日本を代表する風景映えする樹木ですね!
最近では、あえて「椛」という字を使った名前の人も増えているようで、男性でも女性にしても「もみじ」なんて名前、素敵すぎます!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!