今日の難読漢字クイズは「畄める」です。
「思」を逆さまにしたような、「宙」に似た不思議な漢字ですね。
早速ヒントを見てみましょう!
「畄める」の読み方のヒントは?
1.「畄める」をひらがなにすると4文字になります。
2.「畄める」の類義語には「阻止する」「食い止める」「押さえる」などがあります。
3.「節約中だから、最低限の買いものに畄めておこう」のように使います。
正解は…
正解は「とどめる」でした!
音読みは「リュウ」「ル」、訓読みは「畄まる(とまる)」「畄める(とどめる)」。
ロシアの通貨単位「ルーブル」を表す漢字でもあります。
「畄」の異字体と旧字体
「畄」は「留」の異字体なので、「留守(るす)」は「畄守」と書いても正解です。
昭和17年の標準漢字表では「留(畄)」と収録されていたため、「留」「畄」どちらも使用できる漢字でした。
しかし、昭和21年の常用漢字表では「留」のみとなり、「畄」は一般的に使用されることがなくなりました。
国語審議会では、何度か「留」より「畄」を採用しては? という議論があったのだそう。どうして採用されなかったのでしょう?
理由はなんと「簡単すぎる」から!
ちなみに2つの漢字の旧字体は「畱」です。難しすぎても簡単すぎてもダメなんですね…。