漢字読み講座

「跣」「韮」「食火鶏」これら3つの難読漢字が読めたら漢字マスター!

今回の難読漢字は「跣」「韮」「食火鶏」です。

読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読むことができますますか?

1問目はこの漢字から!「跣」

突然ですが、「跣」という漢字の読み方、わかりますか?

「足」と「先」がついていますが、「あしさき」ではありません。

ただ、足に関係する単語ではあります。

読むことができるでしょうか?

「跣」の読み方のヒントは?

この一文字の漢字で、読みは3文字です。

足に関係する言葉とは言いましたが、足の一部分を表しているわけではありません。

靴や靴下を脱いだ状態で連想される単語、それが大ヒントです。

もう分かってしまったでしょうか?

正解は…

正解は…

はだし

でした!

一般的には「裸足」と書かれることが多いので、あまりメジャーな表記ではありませんが、覚えておくとどこかで役に立つかも知れません。

ちなみに、「はだし」という言葉の語源は「はだか足」の省略されたことに関係していると思われがちですが、実は「肌足(はだあし)」が省略されたのが始まりだそうです。

それにしても最近、はだしで駆け回るような経験は長らくしていませんね…。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

2問目はこの漢字!「韮」

難読漢字クイズのお時間です。

今回の漢字はこちら。

「韮」という漢字です。

なんというか…ずっと見ていると漢字ではなくなにかの記号に見えてきそうですね…。

実はこれ、みなさんにも馴染みのある植物、もっと言うと野菜の名前なんです。

ヒントもお出しするので、ぜひ考えてみてください!

「韮」の読み方のヒントは?

この漢字が示す野菜はさまざまな料理に使われますが、代表的なものを挙げるとするなら餃子やもつ鍋でしょうか。

小さい頃はネギとの区別がつかなかった人も多いのではないでしょうか。

もう分かってしまいましたか?

それでは正解の発表です。

正解は…

正解は…

にら

でした!

静岡県には、韮山(にらやま)という地名もあるので、そこからこの漢字を知った人もいるかもしれません。

意外と使われる漢字なのでこの機会に覚えておくとよいでしょう。

それにしても、にらが入った料理ってなんであんなに美味しいんでしょうね…。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

最後はこの漢字!「食火鶏」

一見、「ひくいどり」?と思ってしまいますが、よく見ると順番が逆になっていますね。

 

「火食鳥」ならまだしも、最後の文字も「鶏」ですし、確信が持てないところです。

 

そもそも「ひくいどり」だけ聞くと、ゲームの中に出てきそうな「火を吐く鳥」や「炎をまとった不死鳥」のようなイメージがありませんか?

 

そのため、ゲームの中ではなく「ひくいどり」が実在しているのかも怪しくなってきました・・・。

 

もしかして、「火が通りやすく、食用として開発した鶏」のことかも!?

 

「食火鶏」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇どり」の5文字です。

ヒント② これはダチョウに似た姿形をしています。

ヒント③ 最初の文字は「ひ」です。

 

「食火鶏」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「ひくいどり」です!

 

えー!やっぱり「ひくいどり」なんですね。

 

確かに、順番を合わせた「火食鳥」の方が一般的には表記されますが、トサカがあることから「鶏」の字を使い、さらに順番も逆にした「食火鶏」とした表記もあるんです。

 

ちなみに、「ひくいどり」は実在していて、ダチョウを少し小さくして、頭にトサカをつけた見た目をしているのが特徴です。

 

顔や首のあたりは青色、トサカは黄色、喉には赤い肉垂れがあるなど、かなりカラフルな鳥なので、「火を食う」よりは「火をまとう」の方が合っている気がします。

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!