今日の難読漢字は
「綿布」
「摩れる」
「悪怯れる」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
まず最初の難読漢字は「綿布」です!
「綿布」と書いて、なんと読むか分かりますか?
綿の布という事は、見てすぐにわかるものの、読み方となるとわからないかも。
でも、イメージ通りで正解です。
ちなみに(めんふ)でも(わたぬの)でもありません。
さて、「綿布」と書いて、なんと読むでしょうか?
「綿布」読み方のヒントは?
「綿布」は綿花から紡いだ綿糸を使って、織りあげた綿織物の事を指しています。
枕カバーやシーツなどから、洋服や小物まで何でも作れる「綿布」。
家の中だけでもいくつも出てくると思います。
しかし、口で言う時には「綿」とだけ言っていて、肝心の読み方が分からないという人も多い漢字です。
トートバッグによく使われる帆布と同じで、ちょっと意外な読み方をします。
ちなみに帆布は(はんぷ)と読みます。
「綿布」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
もうひとついうと「めん〇」です!
さて、もうわかりましたか?
「綿布」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「めんぷ」
です!
「綿」だけでいつも終わらせている人は、今更感が半端ない気もしますが、ぜひ覚えておきましょう。
次の難読漢字は「摩れる」です!
「摩れる」と書いて、なんと読むか分かりますか?
パッと見で間違いやすい、(こすれる)は「擦れる」です。
また、「摩れる」は(まれる)とも(こすれる)とも読みません。
書かれているのは大抵カタカナなので、漢字はあまり見たことが無いかも知れません。
さて「摩れる」と書いて、なんと読むでしょうか?
「摩れる」読み方のヒントは?
長い時間をかけて、強い力で使い続けるうちに表面が削られたりすることを「靴の底が摩れる」「袖口が摩れた」などと使います。
よくにた言葉で言えば「ちびる」ですかね?
他にも色々な経験を積んで、純粋さが無くなることを「摩れる」といいます。
よくいえば、世間に慣れている人の事を「摩れている」といいますが、こちらもこの漢字が当てはまります。
「摩れる」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇れる」です。
さて、もうわかりましたか?
「摩れる」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「すれる」
です!
「摩れる」は「擦れる」と書いても同じ読み方、同じ意味になります。
「スレた奴だな~。」なんて使ったことがありませんか?
ぜひ、覚えておきましょう。
最後の難読漢字は「悪怯れる」です!
「悪怯れる」と書いて、なんと読むか分かりますか?
「悪に怯える」で、なんだか恐怖のイメージですが実際の意味は違います。
もちろん(あくたれる)でもありません。
さて、「悪怯れる」と書いてなんと読むでしょうか?
「悪怯れる」読み方のヒントは?
「悪怯れる」は自分でしたことを悪いと思って、恥ずかしがるという意味です。
この悪怯れる様子が、見えるのと見えないのでは印象が大きく変わってきます。
人に使う時には、主に「悪怯れる」ことを否定する時に使います。
たとえば、
「失敗を人に擦り付けて、悪怯れる様子もない上司」
「浮気がバレた夫は、悪怯れるよりも先に開き直った」
など、あまりに大胆な行動をしている人に「もう少し、遠慮すればいいのに!」「悪いなという態度が見えない!」なんて感情も湧いてきますね。
それが「悪怯れる」です。
「悪怯れる」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇れる」です。
さて、もうわかりましたか?
「悪怯れる」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「わるびれる」
です!
たぶん、一度くらいは使ったことがあるのではないでしょうか?
ぜひ、覚えておきましょう。