今日の難解漢字は、
「案山子」
「所以」
「酔夢」
「向日葵」
「苦汁」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「案山子」です!
- 2 「案山子」の読み方のヒントはコレ!
- 3 「案山子」の読み方の正解は・・・・?
- 4 2つ目の漢字は「所以」です!
- 5 「所以」の読み方のヒントはコレ!
- 6 「所以」の読み方の正解は・・・・?
- 7 3つ目の漢字は「酔夢」です!
- 8 「酔夢」読み方のヒントは?
- 9 「酔夢」のもうひとつのヒントは?
- 10 「酔夢」の読み方、正解は・・・
- 11 4つ目の漢字は「向日葵」です!
- 12 「向日葵」読み方のヒントは?
- 13 「向日葵」読み方のもうひとつのヒントは?
- 14 「向日葵」の読み方、正解は・・・
- 15 5つ目の漢字は「苦汁」です!
- 16 「苦汁」読み方のヒント!
- 17 「苦汁」の読み方、正解は…
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「案山子」です!
これは読める人も多いと思いますが、「山を案内する子」と書いて何と読むのでしょうか?
そのまま読んでしまうと「あんざんこ」ですが、もちろん違います。
これはあて字の部類になりますが、この「案山子」、あなたは読めますか?
「案山子」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」3文字です。
ヒント➁ 山というより畑にあります。
ヒント③ 現代ではいろんな形のものがあり、日々、カラスとの戦いです。
「案山子」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「かかし」です!
案山子は、田んぼや畑などの中に設置して、主にカラスを威嚇して追い払うためのものです。
絵本や昔話などで登場する案山子は、竹や布などで作られており、まさに人の形をしているので「山を案内する子」のように置かれていますね。
ただ、カラスはかなり知能が高い動物なので、そんな古典的な案山子ではすぐに見切ってしまい、何食わぬ顔で畑などを荒しに来てしまいます。
そのため、現在では巨大な目玉のような風船や、光を反射するようなタイプなど、様々なものが登場するようになりました。
今後も我々人間とカラスの知恵比べが続くと思いますが、そのうち案山子にもAIが搭載される日が来るんじゃないかと楽しみにしている私がいます。
2つ目の漢字は「所以」です!
「しょい」と読める「所以」。
または、「ところい」とも読めそうですね。
2文字の漢字はどちらも簡単な漢字なのに、読み方はかなり難しい・・・。
さらに意味を含めて質問されてしまうと、もうお手上げ状態ですよね。
「所以」がこんなに難しい「所以」なんて、はっきり言って分かりません!
「所以」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② 通常はもっと簡単な他の言葉を使います。
ヒント③ しりとりでこれを言えば負けになります。
「所以」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ゆえん」です!
「所以」とは、「理由」と同義語になる言葉ですが、普段はあまり使いませんね。
また、他の漢字でもよく登場する「由縁」がありますが、こちらは「 因縁」や「ゆかり」といった意味合いが強く、風習や伝承などを表すときに使われます。
似ている漢字や言葉がありますが、その「所以」をしっかり見定めて言葉を使えるようになるとカッコいい大人の仲間入りですね!
3つ目の漢字は「酔夢」です!
「酔夢」と書いて、なんと読むか分かりますか?
酔った時に見る夢というイメージで合っています!
ほろ酔いのままウトウトと眠ってしまう、あの幸せな時間にもちゃんと言葉があります。
さて、「酔夢」と書いてなんと読むでしょうか?
「酔夢」読み方のヒントは?
実はお酒を飲んでいなくても、理想などに酔って満足している状態の事も「酔夢」と言います。
何も考えずに生きて満足して眠れるって、ある意味理想ではないでしょうか?
「酔生夢死」(すいせいむし)なんて四文字熟語があり、
何をするでもなくぼんやりと一生を過ごし、
酒を飲んでいるようにぼんやりと生きて、
夢を見ているかのように死んで行くという意味です。
なんとなくイメージは沸きましたか?
「酔夢」のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「酔夢」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「すいむ」
です!
何もかも忘れて、無の境地に入るのはなかなかに難しいですね。
ぜひ、覚えておきましょう。
4つ目の漢字は「向日葵」です!
「向日葵」と書いて、なんと読むか分かりますか?
平仮名やカタカナで書かれていることが多く、漢字にするとイメージと違っているかもしれませんが、自分でも育てたことがあるであろう花の事です。
日に向かって伸びることから「向日葵」とついたのだとか。
さて、「向日葵」はなんと読むでしょうか?
「向日葵」読み方のヒントは?
黄色い夏に咲く花で、種が沢山取れることでも有名です。
その種を使った「向日葵油」なんかもよく売られていますね。
リスのエサとして「向日葵の種」をあげることもあります。
向日葵の花言葉は、憧れ、あなただけを見つめる、情熱です。
夏の季語としてもよく使われています。
夏になると夕方のニュースでは、一面向日葵で埋め尽くされた向日葵畑の紹介などよく見ますね。
「向日葵」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「向日葵」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ひまわり」
です!
ひと夏でよくあれだけ成長できるものかと感心します。
ぜひ、読み方も覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「苦汁」です!
「苦汁」
これ、何と読むかわかりますか?
ある食べ物の材料のひとつなのですが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「苦汁」読み方のヒント!
「苦汁」は、「くじゅう」とも読みます。
こちらは「苦汁を嘗める」という慣用句で使われていて、
「ツラくて嫌な経験をする」ことを指す言葉です。
ですが、今回の答えはもうひとつの読み方!
とある大豆製品の原材料の名前なのですが…
さて、読めたでしょうか?
「苦汁」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「にがり」
です!
「苦汁」とは、
「海水からとれる塩化マグネシウムを主成分とする添加物」を表す言葉です。
これが一番使われているのが豆腐!
豆腐は、豆乳に苦汁を加えて固めることで完成するんです。
知らず知らずのうちに食べていた!なんて方もいるのでは?
苦汁の原料は、先にも書いたように海水です。
海水から塩を取り出す時に、余るものが苦汁なんですよ。
そのため伯方や赤穂などの塩の産地は、
苦汁の産地とも言えます。
豆腐作りに使われる以外にも、
お肉の煮込み料理に少し加えると、マグネシウムの効果でお肉が柔らかくなるのだとか!
読み方や使われ方を知ると、より身近になりますよね。
意味も含めて覚えておいて、スマートに読めるようになりましょう!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!