今回の難読漢字は「靨」「遠離る」「手練れ」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「靨」
「靨」というと、なんとなくマイナスのイメージの付きまとう漢字ですが、
実はそうではなく、「靨」があると可愛く見えると言われています。
そのためことわざなどにも出てくる位、昔からある言葉です。
「靨」読み方のヒントは?
面という漢字が使われているので、顔に関することで正解です。
そして短所も長所に見える位、可愛く見えるというニュアンスで使っています。
「靨」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
笑うと出てきます。
さあもうわかりましたか?
「靨」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「えくぼ」
です!
笑うと顔に窪みができることから、えくぼと言います。
「厭」は抑えるという意味で、「面」は顔を面を抑えてくぼみができるから「靨」という漢字になったと言われています。
痘痕(あばた)も靨ということわざは、
昔天然痘が流行った時に顔に発疹の跡が残ってしまっても、靨がひとつあれば可愛く見えてしまう。
という意味で使われており、欠点をも隠してしまうほどかわいく見えるという事です。
イメージとはちょっと違う読み方をする漢字のひとつです。
2問目はこの漢字!「遠離る」
「遠離る」の読み方をご存知でしょうか?
「遠離」は音読みで「えんり」ですが、もちろん「えんりる」ではありません。
「遠」も「離」もよく見かけるありふれた漢字だといえますが「遠離る」となると、見たことのない方が多いのでは…
さて、あなたには読むことができますか?
「遠離る」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇る」の5文字
- だんだん遠くに離れていくこと
- 「遠離る車を見送った」のように使います
以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。
「遠離る」の読み方!正解は…!?
正解は「とおざかる」です!
「離」という字は一般的には「り」もしくは「離(はな)れる」と読むため、かなりの難読だといえます。
意味は、ヒントで紹介したように「だんだん遠くに離れていく」ですが、物理的に離れる場合だけでなく「人と人が疎遠になっていく」という意味にも使います。
「遠離」と熟語にした場合の意味は「遠くへ離れている」または「遠くへ離す」ことです。
読み方は「おんり」もしくは「えんり」となります。
合わせて覚えておくと良いですね。
最後はこの漢字!「手練れ」
「手練れ」の読み方をご存じでしょうか?
「練」という字は「練(ね)る」と読めますが「てねれ」と読むのは間違いですよ。
決して難しい漢字は使われていないに、読めそうで読めないこの言葉。
さて、あなたには読むことができますか?
「手練れ」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇れ」の3文字。
- 意味は、芸や武術などに熟練していることです。
- 「手練れの技が光る」などと使います。
以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。
「手練れ」の読み方!正解は!
正解は「てだれ」です!
日常では聞きなれない言葉ですが、ドラマや時代劇などで耳にしたことがあるのではないでしょうか。
芸や武術、スポーツなど様々な分野で熟練していることを「手練れ」いいます。
例文としては「彼には全く隙が見られない。相当な手練れに違いないだろう」などがあります。
類語には、猛者、剣豪、つわ者、達人などがありますが、それぞれに少しずつ意味が異なるので注意が必要です。