「葦原中国」を何と読みますか?
中国の地名ではなく、日本人に関係ありますよ!
早速ヒントを見てみましょう。
「葦原中国」の読み方のヒントは?
1.「葦原中国」をひらがなにすると10文字になります。
2.歴史が好きな人は知っているかもしれません。
3.『すなわち高天原皆暗く、葦原中国ことごとに闇し』古事記より引用
正解は…
正解は「あしはらのなかつくに」でした!
日本列島のことです。
略して「葦原国(あしはらのくに)」とも呼ばれます。
「葦原」とは、イネ科の多年草が生い茂った場所です。
「葦」の音読みは「イ」、訓読みは「あし」「よし」です。
どうして「中国(なかつくに)」?
日本書紀ではなく、古事記を基本に解説します。
「葦原中国」の上は「高天原(たかまがはら)」。
「高天原」には、天照大神(アマテラスオオミカミ)をはじめ多くの天津伸がいます。
「葦原中国」の下は「黄泉国(よもつくに)」。
「黄泉国」には、黄泉津大神(ヨモツオオカミ)がいます。国生み、神生みの伊邪那美命(イザナミノミコト)と同一神ですよ!
私たちが暮らす「葦原中国」は、真ん中なので「中国(なかつくに)」なんですね。
「葦原中国」、日本人として読めるようにしておきたい漢字です。