「夢を見た朝は、熟睡できていない」「夢を見ると疲れがとれていない」と感じたことはありますか?なぜ夢を見るのか、その理由はよく解明されていませんが、夢を見ることは眠りが浅いときだと言われています。
「よく夢を見る」「夢を見ると疲れる」などの悩みがある人は睡眠の質に問題があるのかもしれません。夢のメカニズムやぐっすり眠れる対処法を解説していきます。是非参考にしてください。
夢と睡眠の質の関係性
夢と睡眠
睡眠は、ノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)に分けられ、夢を見ている時は、レム睡眠の状態になります。
ノンレム睡眠が多いと深い睡眠がとれていることになりますが、毎日のように夢を見てしまっている方は、ノンレム睡眠が少なく眠りが浅くなっている可能性があります。
寝ているはずなのに疲労感が残ってしまうと日中のパフォーマンスに影響がでてしまいます。
夢を見る理由やメカニズム
睡眠は、ノンレム睡眠とレム睡眠で分類されています。レム睡眠は、体は休んでいるものの脳は活動的な状態で、ノンレム睡眠は脳も休んだ状態です。
ノンレム睡眠とレム睡眠は約90分前後の周期で繰り返されていて、朝が近づくにつれ、レム睡眠が増えていきます。情報の処理や記憶の整理を行う流れの中に夢が出てくるのではないかと言われていますが、どちらの睡眠状態でも夢は見ているものの、朝起きて夢を覚えているのはレム睡眠の時が多いようです。
夢を見る原因
夢を見やすいとされる浅い眠りに繋がる原因として以下のことが考えられます。
- メラニンの減少
- 体内時計の乱れ
- ストレス
- カフェイン
- 昼寝(1時間以上)
- アルコール
- スマホやパソコン(寝る前)
- 寝具が合わない(枕・マットレスなど)
- 寝室環境(明るい照明)
夢のメカニズムやぐっすり眠れる方法
①早朝に太陽の光を浴びる
②ストレスを溜めない
③栄養バランスを考えた食事を摂る
④軽いストレッチで体を動かす
⑤就寝1時間前にコップ一杯の飲む
⑥入浴は1時間前に済ませる
⑦夜更かししない
まとめ
誰でも夢は見たことがあると思いますが、毎日のように夢を見て眠りが浅いと感じている方は、睡眠の質を高めていく必要があります。
睡眠の質を高めていくには、「普段からストレスを溜めすぎない」「就寝前の過ごし方の改善」「寝室環境を整える」などの対策を行うようにしましょう。
寝具が合っていないと感じでいる方は、買い替えなども検討していくなど日常生活で取り組みやすいことから改善していきましょう。