「雨の日って憂鬱だし、何か…眠い」「何かボーっとして体もだるい」なんて感じたことはありませんか?たまにやってくるこの眠気、仕事に集中できない…。その原因は「天気」のせいかもしれません。天候や気圧の変化による眠気や体調不良になる人は約6割以上いると言われています。今回は、低気圧のときに起こる原因と対処方法について解説していきます。
目次
低気圧の体調不良
アナタは、何個当てはまる⁉️
以下の項目に当てはまる項目を数えてみましょう。
①季節の変わり目や天候によって体調が悪くなりやすい
②血圧が低めで朝はなかなか起きれない
③頭痛やめまいが起きやすい
④ストレスが溜まっている
⑤乗り物酔いをしてしまう
⑥あまり運動をしない
⑦首や肩こりがある
⑧過去に事故などの影響でムチウチがある
⑨普段から疲労感を感じる
⑩更年期の症状がある
5個以上当てはまる人は、低気圧のせいで起こる体調が崩れやすくなっている可能性があります。体質を改善していく必要があります。
低気圧で起こる症状
低気圧で起こる体調不良は、気圧や気温、湿度など気象の変化によって自律神経が乱れてしまうことが原因で起こると考えられています。以下の症状があげられます。
・頭痛(頭痛や片頭痛)
・めまい
・吐き気
・関節痛(神経痛)
・首や肩が凝る
・倦怠感(体が重い)
・微熱(37℃前後)
・動悸(息苦しい)
・血圧の変化
・情緒不安定になる
・アレルギー症状の悪化
低気圧の日は、なぜ眠くなるの?
低気圧の日に眠くなる主な原因は、自律神経は自分の体の働きをコントロールする役割を担っていて、「副交感神経」と「交感神経」の2種類があります。
副交感神経は、体や精神をリラックスさせるのが主な役割、交感神経は心身が活動しやすい状態に導くのが主な役割です。昼間は、「交感神経」が優位になり、夜は「副交感神経」が優位となることで睡眠と覚醒のバランスを保っています。しかし低気圧の日は自律神経のバランスが崩れやすくなってしまい、日中でも交感神経と副交感神経の働きが乱れてしまうことで眠気を感じてしまうのです。
低気圧による不調や眠気対策
低気圧で身体の不調で悩む前に日常生活の予防ともしなってしまったときの改善対策について説明します。
栄養バランスの摂れた食事
生活習慣で栄養バランスが取れた食事に心がけることで体調不良の予防につながります。
ビタミンB群
ビタミンBには、疲労回復や神経の高ぶりを抑える効果などがあり、ビタミンBが不足してしまうとエネルギーの代謝や体の構成成分となる糖質や脂質、タンパク質だけでは、体内の代謝がスムーズにいきません。
マグネシウム
心身のストレスを緩和する働きをします。
【例】牡蠣、ごま、アーモンド
亜鉛
新陳代謝を活発にしたり、心身のストレスを緩和、肌のターンオーバーをサポートする働きがあります。
【例】牡蠣、チーズ、アーモンド、油揚げ、豆腐、きなこ、そば
鉄分
鉄分は全身に酸素が運ぶ働きをするため、鉄分が不足してしまうと脳への酸素がスムーズにいかずに運動機能や記憶力が低下してしまいます。
【例】煮いわし、干しレバー、ほうれん草、あさり、大根の葉 卵(生)
耳栓(気圧調整機能付きの耳栓) EARPLUGS USEFUL FOR AIRPLANES
気圧に対して敏感に感じやすい耳からくる症状を耳栓をすることで気圧に対する変化を感じにくくします。気圧調整機能がついた耳栓天気が悪くなってきたら耳栓をするで低気圧の体調の防止や改善になります。
まとめ
天気によって気圧は自分の力でコントロールできないため、低気圧による眠気を根本的に対策するのは難しいことです。しかし、仮眠をとる、普段から自律神経が乱れないように意識するなど、自身で対処することはできます。とくに仮眠(30分以内)は、集中力を高めてくれる効果もあります。また頭痛や耳鳴り、体のだるさなど症状がひどい場合は、無理せずに体を休めるようにしましょう。