今回は「無花果」「豪」「支笏湖」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「無花果」
花が無い果実と書いて「無花果」。
果実というからには、花が咲くものと思い込んでいると答えは出ません。
そしてその果実は食べられるものです。
好き嫌いは分かれるものの、毎年季節のフルーツとしてスーパーにも並んでいます。
「無花果」なんと読むでしょうか?
「無花果」読み方のヒントは?
花が無いと書きますが、実は花は実の中に咲いています。
食べる時には気が付きません。
旬が短いことから、乾燥させて食べることも多い果実です。
「無花果」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
栄養満点と言われており、女性にファンの多い果実です。
さあもうわかりましたか?
「無花果」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「いちじく」
です!
無花果は夏から秋にかけての果実で、旬の時期には指名買いする人も多い人気のフルーツです。
乾燥させた無花果をドライフィグといい、よくハード系のパンにも練り込まれています。
もちろんそのまま生で食べるのが、一番贅沢な食べ方です!
2問目はこの漢字!「豪」
世界の絶対的通貨は今でも米ドルが筆頭です。
その米ドルに負けず劣らず、貨幣としても価値がある「豪ドル」ですが、今回は「豪」がテーマです。
そのまま考えれば「オーストラリア」と読みますが、なんと他にも読み方があるんです!
しかも国とはまったく違ったもので、知っていると友達に自慢できるかも!?
「豪」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇マ〇〇〇」の5文字です。
ヒント② 針が痛いです。
ヒント③ 台風はこないけど、「嵐」はあります。
「豪」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ヤマアラシ」です!
「ヤマアラシ」は、南アメリカやアフリカを主な生息地としている、草食性の齧歯類の動物です。
漢字では、「豪」と1文字で表記することもあれば、「豪猪」と2文字で表すこともあります。
見た目が特徴的なので、アニメのキャラクターなどでもよく登場する「豪」ですが、あのトゲトゲした針は顔の方はほとんどなく、お尻の方に集中しています。
通常、身体に針をもつ動物は自分の身を守るために進化してきた個体が多いですが、「豪」はそこまで大きくない動物なのに、針の体毛を「攻撃用」として使うそうです。
美しい花にはトゲがある、可愛い顔にもトゲがある!
最後はこの漢字!「支笏湖」
「支笏湖」
これ、何と読むかわかりますか?
見慣れないという方が多いと思われるこの漢字。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「支笏湖」読み方のヒント!
「支笏湖」をスムーズに読めた方、北海道民ですね?!
この漢字、北海道にある湖の名前なんです。
北海道の地名は、アイヌ語が由来になっていることが多いため
読み方が難しいんです。
そこでヒント!
「し〇〇こ」の〇に当てはまる言葉を考えてみましょう!
さて、読めたでしょうか?
「支笏湖」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「しこつこ」
です!
「支笏湖」は、
「北海道千歳市にあるカルデラ湖」の名前です。
日本最北の不凍湖として知られ、
水中のプランクトンが少ないため、透明度が高く大変水質の良い湖です。
語源は、アイヌ語で”大きな窪地”を意味する「シ・コッ」なのだとか。
湖畔にはキャンプ場や温泉があり、札幌や新千歳空港からも近いため、
多くの観光客が訪れる名所です。
「笏」という漢字は「こつ」のほか「しゃく」とも読み、
昔の貴族が持っていた木の板のこと。
聖徳太子の持っているあれです!
当て字のため、漢字の意味と「支笏湖」との関連性はないですが、
豆知識として覚えておくといいですね!
なかなか地名が出て来る場面は少ないですが、
教養として覚えておいて損はないですよ!