今日の難読漢字は
「和蘭撫子」
「花豌豆」
「狗尾草」
以上、3問です!
さあ、挑戦してみてください。
目次
1つ目は「和蘭撫子」
「和蘭撫子」って何て読むか分かりますか?
(わらんなでしこ)って読んでしまいますよね。
「和蘭」の意味が分かれば、ヒントになります!
国の名前です。
「和蘭撫子」は一体何と読むのでしょうか?
「和蘭撫子」の読み方のヒントは?
「和蘭」は(おらんだ)と読みます。
「撫子」は(なでしこ)ですので「和蘭撫子」は(おらんだなでしこ)と読みます。
(おらんだなでしこ)だと、どんな花だろうって思いますよね?
もっと身近な名前があります。
最大のヒントは「母の日」です!
さあ、何と読むか分かりましたか?
「和蘭撫子」の読み方、正解は……
正解は……
「カーネーション」
です!
母の日にカーネーションを贈るという風習は、20世紀初頭のアメリカで広まったといわれています。
南北戦争中、敵味方関わらず負傷兵の看護を精力的に行った「アン・ジャービス」という女性がいました。
しかし、志半ばでなくなってしまいます。
娘の「アンナ・ジャービス」は母親の好きだった花である白いカーネーションを祭壇に手向けて母親を見送りました。
翌年5月の第2日曜日に同じ教会で、アンナ・ジャービスは再び母を偲ぶ記念会を開催し、出席者に白いカーネーションを配りました。
このことがアメリカ全土に広がり「母の日」が設定されたと言われています。
その後、日本へ伝来しました。
ときには、母親や身近な人に感謝の気持ちを伝えたいものですね!
2つ目は「花豌豆」
「花豌豆」って何て読むか分かりますか?
(はな……まめ)?
難しいですよね!
「豌豆」のが読みが分かれば、ヒントになります!
「花豌豆」は一体何と読むのでしょうか?
「花豌豆」の読み方のヒントは?
「豌豆」は(えんどう)と読みます!
えんどう豆の(えんどう)ですね!
「花豌豆」(はなえんどう)と読んでも正解です。
しかし、もっと想像しやすい名前があります。
ヒントは「赤い〇〇〇〇〇〇」です!
1982年に発売された曲の名前ですが、知ってる人も多いのではないでしょうか?
歌手は松田聖子さんです!
さあ、何と読むか分かりましたか?
「花豌豆」の読み方、正解は……
正解は……
「スイートピー」
です!
実は、松田聖子さんの「赤いスイートピー」が発売された当時は、赤いスイートピーはありませんでした。
正確に言うと、赤いスイートピーはありはしたそうなのですが、真っ赤なスイートピーではなかったそうです。
そこで、三重県のある農家の方が「赤いスイートピー」を聞いて、曲のイメージに合うような真っ赤なスイートピーを作ろうと考えました。
品種改良を重ねて、18年後にやっと「赤いスイートピー」が完成したそうです。
3つ目は「狗尾草」
「狗尾草」って何て読むか分かりますか?
(いぬおぐさ)ではありません!
漢字から「犬のしっぽのような草」がイメージできるのではないでしょうか。
「狗尾草」は一体何と読むのでしょうか?
「狗尾草」の読み方のヒントは?
道端や畑地、空き地などで見ることができます。
先っぽがふわふわしてます。
ねこの遊び道具としても有名です。
さあ、何と読むか分かりましたか?
「狗尾草」の読み方、正解は……
正解は……
「えのころぐさ」
です!
「えのころぐさ」は「ねこじゃらし」の別名です。
見た目が犬のしっぽに似ていることから「いぬころぐさ」→「えのころぐさ」と呼ばれるようになりました。
実は、えのころぐさには2種類あります。
穂がまっすぐで垂れないもの→エノコログサ
穂が垂れているもの→アキノエノコロ
穂が垂れているアキノエノコロのほうが比較的見つけやすいようです。
エノコログサは英語で「green foxtail」と書きます。
直訳すると、「緑色のきつねのしっぽ」です。
しっぽに似ているという着眼点は同じですね!
言われてみると、きつねのしっぽのほうが似ているような気がしますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。