今日の難解漢字は、
「費やす」
「仕業」
「総帥」
「勿れ」
「刃傷」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「費やす」です!
「費やす」と書いて、なんと読むか分かりますか?
費用の「費」ですが、(ひやす)ではありません!
小学生の時に習ったはずで、テストにもよく出ていたけれど、大人になると使わないので忘れてしまっているかも。
学生時代は、無駄話に時間を費やすこともあったのではないでしょうか?
さて、「費やす」と書いてなんと読むでしょうか?
「費やす」読み方のヒントは?
金銭・時間・労力を入れることを費やすといいます。
無駄になるか成果が実るのかはわかりませんが、とにかく成し遂げたい!という意気込みを感じられますね。
無駄に時間を費やすのか、全財産費やした事業が成功するのかはわかりません。
あることを成し遂げるために、自分を消費するとでもいいましょうか?
折角、自分を消費するなら成し遂げたいですよね。
「費やす」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇やす」です。
さて、もうわかりましたか?
「費やす」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ついやす」
です!
分からなかった人も、読み方を聞けば納得ではないでしょうか。
ぜひ、覚えておきましょう。
2つ目の漢字は「仕業」です!
「仕業」と書いて、(しぎょう)とも読みますが、もっとなじみの深い読み方があります。
小学校三年生で習う熟語ですが、覚えているでしょうか?
口ではよく使ったり聞いたりする言葉だと思いますが、漢字で書くと思いだせないかもしれません。
さて、「仕業」と書いて、なんと読むでしょうか?
「仕業」読み方のヒントは?
鉄道の運転や機械の操作をする事を「仕業」と書いて(しぎょう)と読みます。
もうひとつの読み方の方は、
「あいつの仕業に違いない」と言えば思い出しますか?
ほかにも「酷い仕業だ」など、人が行うふるまいの中で、実際にした悪いイメージを与える行為の事を「仕業」といいます。
はっきりとした証拠はないものの、限りなく黒に近いグレーの怪しい行動。
憶測でしかありませんが、おおむね予測している通りの事が行われていたのでしょう。
「疑わしきは罰せず」ですが、個人間の信用度としてはゼロに等しくなるでしょう。
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「仕業」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「しわざ」
です!
口では使いますが、あまり書くことのない漢字なので忘れがちです。
ぜひ、覚えておきましょう。
3つ目の漢字は「総帥」です!
「総帥」
これ、何と読むかわかりますか?
結構読み間違えやすいこの漢字。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「総帥」読み方のヒント!
「総帥」は、一見すると「そうし」と読んでしまいますよね。
ですが「そうし」という読み方は不正解です!
「総帥」の文字が「師」と似ているため、
間違えてしまいやすいのですが、
正しくは4文字「そう〇〇」と読みます!
さて、あなたは何と読みましたか?
「総帥」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「そうすい」
です!
「総帥」は、
「全軍を率いる総大将」を表した言葉です!
転じて「企業グループなどの大きな組織を率いる人」という意味でも使われます。
現在はこちらの使われ方が多いですね。
例文でいうと
「財閥の総帥が直接指示をするそうだ」
「悪の総帥が現れた」
などで使われます。
普段はなかなか使うことがないかもしれませんが、
ドラマ、アニメなどではよく使われます。
また、小説などでも比較的よく見かける漢字。
軍隊の総大将という意味から、
組織を牛耳っていて、誰も口出しができない存在…という意味まで含みます。
文脈や「総帥」と言われる人物の性格などによって、
意味合いが微妙に異なるので注意しましょう!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
4つ目の漢字は「勿れ」です!
「勿れ」と書いて、なんと読むか分かりますか?
小説などによく出てくる言葉です!
主に動作を禁止する時に使う言葉で、ちょっとした決め台詞にもなっています。
さて、「勿れ」と書いて、なんと読むでしょうか?
「勿れ」読み方のヒントは?
「勿れ」は、先ほども言いましたが主に動作を禁止する言葉です。
難しそうに思うかもしれませんが、案外簡単で見たことも聞いたこともあると思います。
「己の欲せざる所、人に施すこと勿れ」
って聞いたことがありますか?
自分がされて嫌な事は人にはしないという事です。
最近、漫画やドラマにあった「ミステリと言う勿れ」見ましたか?
ミステリと言ってはいけないという意味ですね。
「驚く勿れ」なんていいながら、続けて出るびっくり発言なんかも。
「事勿れ主義」なんて口ではみんなのためと言いつつ、完全に自分のためですよね。
「勿れ」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇れ」です!
さて、もうわかりましたか?
「勿れ」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「なかれ」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「刃傷」です!
「刃傷」
これ、何と読むかわかりますか?
見た目からして物騒なこの漢字。
実は読み間違いが多い漢字でもあるんです。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「刃傷」読み方のヒント!
「刃傷」は、時折ニュースなどでも聞く言葉です。
「とうしょう」と読んでしまいそうになりますが、これは不正解!
「刃傷沙汰」と書くと、スムーズに読めるようになるかも?
さて、あなたは何と読みましたか?
「刃傷」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「にんじょう」
です!
「刃傷」は、
「刃物を使って人を傷つけること」という意味の言葉です!
読んで字の如く、とても物騒な言葉ですよね……
「刃傷沙汰(にんじょうざた)」になると、刃物を使うほど大きな喧嘩のことを指し、
同じ読み方の「人情」とはますますかけ離れた言葉になります。
この場合の「沙汰」は、「ざた」と読み方が変化するので注意しましょう!
残念ながら、新聞やニュースでも見かける言葉なので、
読めるようになって損はありません。
ちなみに「じんじょう」と読んでも正解ではありますが、
「にんじょう」と読む方が一般的です。
読み間違いも含めて覚えておくことをオススメします!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!