今日の難読漢字は
「甚だしい」
「呈する」
「欺く」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
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まず最初の難読漢字は「甚だしい」です!

「甚だしい」と書いて、なんと読むか分かりますか?
甚平(じんべい)の「甚」ですが、(じんだしい)ではありません。
怒った時によく使われる言葉です。
さて、「甚だしい」と書いてなんと読むでしょうか?
「甚だしい」読み方のヒントは?
「甚だしい」とは、普通の度合いを越えている、程度が激しいことです。
そういわれるとなんだかよく分からないかもしれませんが、
「勘違いも甚だしい!」
なんて言葉を聞いたことがありませんか?
主に悪い方の意味で使われる言葉です。
しかも勘違いとか、非常識とか、言われるとちょっと恥ずかしい系ですね。
他にも「甚だしい被害」なんて風にも使われています。
反対の言葉は「著しい」でしょうか。
「甚だしい」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇だしい」です。
さて、もうわかりましたか?
「甚だしい」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「はなはだしい」
です!
「甚だしいにも程がある」なんていいますよね。
ぜひ、覚えておきましょう。
次の難読漢字は「呈する」です!

「呈する」と書いて、なんと読むか分かりますか?
王の上に口と書いて「呈」、普段あまり使わないかもしれませんが、聞いた事や口に出して使った事もあると思います。
さて、「呈する」と書いてなんと読むでしょうか?
「呈する」読み方のヒントは?
「呈する」とは、差し出す、差し上げるという意味と、ある状態を示すという意味があります。
お世話になった誰かに物を差し上げる事、何かを贈ることも呈するといいますので、「自著を呈する」なんて使い方をします。
「贈呈」なんて言葉、聞いたことがありませんか?
ほかにも「苦言を呈する」というのは、上司など言いにくい人にアドバイスをすることで、社内を円滑にしていくという意味があります。
言いにくいけど、言う事でその人のためになるなら、ぜひ言ってあげてください。
「呈する」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇する」です。
さて、もうわかりましたか?
「呈する」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「ていする」
です!
「身を挺する」も同じ読み方なのですが、こちらは自分を犠牲にしてでも助けに入ることです。
呈するは、あくまでも言葉や物を差し上げることであり、「挺する」は命の危険をおかしてでも事に当たるという意味です。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後の難読漢字は「欺く」です!

「欺く」と書いて、なんと読むか分かりますか?
漢字になるととたんに読めなくなる人も多いと思いますが、よく使われている言葉だと思います。
詐欺(さぎ)の「欺」なので、あまりいいイメージはない言葉です。
さて、「欺く」と書いてなんと読むでしょうか?
「欺く」読み方のヒントは?
「欺く」とは、偽って騙す、言いくるめる、惑わせるという意味です。
欺かれてばかりだと「一体真実は何なのか!?」 という気持ちになってしまいますが、人を欺くよりは欺かれた方がいいでしょう。
しかし、一度でも欺かれてしまったら、その人への信用度は低くなってしまうので、本能的にその人のことは信じないようになりますし、近寄らないようにはなってしまいますよね。
他にも「敵を欺くにはまず味方から」なんてことわざもあります。
「欺く」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇く」です。
さて、もうわかりましたか?
「欺く」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「あざむく」
です!
ちなみに相手を欺く行為を開始した時から「罪」に問われる事もあるそうです。
オレオレ詐欺なんて、欺いてばかりですよね。
嫌な世の中です。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!