今回の難読漢字は「碩学」「雛豆」「男鰥」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「碩学」
「碩学」の読み方をご存じでしょうか?
「項目」の「項」に似た字が使われていますが「こうがく」と読むのは間違いです。
画数も多くない簡単な漢字なのに、読めそうで読めない難読漢字ですね。
さて、あなたには読むことができますか?
「碩学」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です。
- 学問が広くて深い人のこと。
- 碩学の徒
以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。
「碩学」の読み方!正解は!?
正解は「せきがく」です。
「碩」という字には「優れている」「大きい」といった意味があるため「碩学」は学問が深くて広い人や、大学者といった意味になります。
現代では「碩学」よりも「博学」という言葉の方が馴染みがあるかもしれませんが、碩学は知識の広さだけでなく深さも兼ね備えた人です。
また「碩学の徒」は「深く広く学問を学んだ仲間」といった意味。
かなり昔の言い回しなので、聞いたことはあっても使ったことのある方は少ないかも知れません。
この機会にぜひ覚えておいてくださいね。
2問目はこの漢字!「雛豆」
「雛豆」と書いて、なんと読むか分かりますか?
雛祭りをイメージしてしまいますが、ひなあられではありませんし、お雛様は全く関係がありません!
さて、「雛豆」と書いてなんと読むでしょうか?
「雛豆」読み方のヒントは?
「雛豆」と書いて、(ひなまめ)とは読みません。
もっと丸くて大きな、マメ亜科の自殖作物です。
亜鉛や葉酸が入っており、栄養価も高いです。
有名な料理で言えばミネストローネに入れることが多いです。
名前のイメージとは違い、まあまあの大きさがあり食べ応えのある豆です。
サヤの中には雛豆がひとつだけ入っています。
主にインドで生産されていますが、ヒントになりますでしょうか?
「雛豆」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「雛豆」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ひよこまめ」
です!
ひよこのような形をした、丸い大きな豆の事です。
乾燥した状態で売られており、カレーやチリコンカンなどによく入っています。
ぜひ、読み方も覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「男鰥」
「男鰥」・・・男の「鰥」って、どんな魚なんでしょう?
「男」がつくということは、「女鰥」という魚もいるのでしょうか?
何と読むのか?
どんな魚なのか?
さっそく見ていきましょう!
「男鰥」の読み方のヒントは・・・?
それでは重大なヒントです!
「鰥」の1文字だと「丸く太った大きな魚」という意味がありますが、「男鰥」は、魚を表す漢字ではないんです。
「魚」は『女性』の象徴、「眔」は『涙』の象形文字です。
女性を思い泣く男性が「男鰥」というわけなんですが・・・
読み方は、「おとこ〇〇〇」の6文字です!
分かりましたか?
「男鰥」の読み方の答えは・・・
正解は、「おとこやもめ」でした!
「男鰥(おとこやもめ)」とは、奥さんがいない、または奥さんを失った男性を表す言葉です。
旦那さんを亡くした、または離別した女性の事は「寡婦(かふ)」と言います。
この「寡」も「やもめ」と言う読み方がありますが、あくまで女性に対して使う漢字なんです。
「男鰥(おとこやもめ)に蛆が湧き女寡(おんなやもめ)に花が咲く」という言葉をご存知ですか?
奥さんを亡くした男性は無精で汚くなり、夫を亡くした女性は身綺麗になりちやほやされるという意味なんですよ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!