「転ぶ」の読み方をご存じですか?
普通に読むと「ころぶ」ですが、実は違う読み方があります。
何と読むのでしょうか?
「転ぶ」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「○○ぶ」の3文字
- 「床にころがる」「ころぶ」という意味があります
- 「転び出る」「こけつ転びつ」という使い方があります
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「転ぶ」の読み方、正解は・・・
正解は
「まろぶ」
です!
ヒントにも書いたように「床にころがる」「ころぶ」という意味があります。
昔は「転ぶ」を「まろぶ」と読んだ、といえばそれまでなのですが、現代小説の中でも使われることがある、文語的表現です。
「こけつまろびつ(倒けつ転びつ)」は「あわてふためいて倒れたり転がったりしながら走る様子」をあらわしていますが、なかなか他に的確な言いかえができる表現が見つからないので、今でも使われているのかもしれませんね。
ちなみに「こける」も「倒ける」の他に「転ける」という漢字が当てられることがあります。漢字の「転」だけでも多くの表現があり、面白いです。
もし小説などで見かけることがあったら「こういう読み方があったな」と思い出してくださいね。