「戚む」の読み方をご存じですか?
「戚」は「親戚」で使う漢字ですが「せきむ」ではありません。
それでは、何と読むのでしょうか?
「戚む」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「い○む」の3文字
- 「戚」は訓読みです
- 「悲しむ」という意味があります
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「戚む」の読み方、正解は・・・
正解は
「いたむ」
です!
「深く悲しむこと」を意味します。
「戚」は「親戚」に使うことからもわかるように「みうち、親類」という意味もあります。悲しむ内容が、他人事ではなく身近にあること、というニュアンスも含まれています。
同じ発音で悲しむ意味を持つ「悼む(いたむ)」という言葉がありますが、こちらは人の死を悲しみ嘆くという意味です。悲しむという意味では同じですし「戚む」にも人の死を悲しむ意味が含まれることがありますが「悼む」と違い、悲しみの内容が必ずしも人の死をあらわしているわけではありません。
「いたむ」は同音異義語が多くありますが、「痛む」「傷む」「悼む」の他にも字があてられており、それぞれ少しずつニュアンスが異なります。その微妙な違いを調べてみるのも面白いですよ。
「戚む」の読み方、この機会に是非覚えてくださいね。