「逆く」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(ぎゃく)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「逆く」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇く」となります。
動作というよりは感情や気分などを表す動詞で、日常的によく使われてい言葉です。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「逆く」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「む」です。
非常によく使われている言葉ですが、ひとつは感情的な意味、もうひとつは体調的な意味の大きくふたつあります。
特に感情的なほうは若者のほうがよく使う印象がありますね。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「逆く」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「むかつく」
です!
「逆く(むかつく)」とは、胸のあたりがむかむかするという意味で、腹が立ったり嫌悪感を覚えたりという感情的な場合と、吐き気がするといった体調的に不快な場合に使われます。
感情的な意味での使用は、若者言葉というか口語的な表現であるため、書き言葉としての使用はあまり適切ではないかもしれません。
体調的な意味だと、実は平安時代後期から使われているそうで、意外と長い歴史のある言葉なんですね。
歴史ある言葉といえども、その言葉が持つ印象は時代によって変わってきていますので、TPOに合わせて使うよう心がけるとよいですね。