今日の難解漢字は
「棟上げ」
「榎」
「諡」
「自棄」
「歩行虫」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「棟上げ」です!
- 2 「棟上げ」読み方のヒントは?
- 3 「棟上げ」読み方のもうひとつのヒントは?
- 4 「棟上げ」の読み方、正解は・・・
- 5 2つ目の漢字は「榎」です!
- 6 「榎」読み方のヒントは?
- 7 「榎」読み方のもうひとつのヒントは?
- 8 「榎」の読み方、正解は・・・
- 9 3つ目の漢字は「諡」です!
- 10 「諡」の読み方のヒントは・・・?
- 11 「諡」の読み方の答えは・・・
- 12 4つ目の漢字は「自棄」です!
- 13 「自棄」読み方のヒントは?
- 14 「自棄」の読み方の正解は?
- 15 5つ目の漢字は「歩行虫」です!
- 16 「歩行虫」の読み方のヒントは・・・?
- 17 「歩行虫」の読み方の答えは・・・
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「棟上げ」です!
「棟上げ」と書いて、なんと読むか分かりますか?
子どものころは、棟上げがあると聞けばどこまでも駆けつけて行ってた! という人も居るんじゃないでしょうか?
最近ではあまり見かけなくなりましたが、ちょっとしたお祭り気分を味わえるエキサイトな行事でしたね。
しかし今では、上棟式自体がすでに少なくなっているようです。
さて、「棟上げ」の行事に参加したことはありますでしょうか?
「棟上げ」読み方のヒントは?
棟上げとは、家を建てる時に基本構造が出来上がり、最後の棟木が出来上がった時に、ここまでの工事の成功と、最後まで無事に完成することを祈願することです。
周りも、建物の枠組みが出来上がるごとに、そろそろ棟上げがあるのかな? なんて期待してしまいます。
棟上げの日や時間帯などはバラバラなものの、当日の棟上げの時間帯になれば人が集まってくるのですぐにわかります。
もちろん、お招きされていなくても参加して大丈夫です。
お祝い事は派手な方がいいですからね!
餅やお酒は大人の出番。お菓子は子どもたちの出番です。
「棟上げ」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇げ」です。
さて、もうわかりましたか?
「棟上げ」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「むねあげ」
です!
参加したことのない人は、是非参加してみてください!
2つ目の漢字は「榎」です!
「榎」と書いて、なんと読むか分かりますか?
夏の木と書く位なので、夏には葉を茂らせて心地の良い日陰を作ってくれるというイメージで合っています!
もちろん落葉樹なので、冬は葉が落ちてしまいます。
北海道にはありませんが、日本でよく見られる大木です。
さて、「榎」と書いてなんと読むでしょうか?
「榎」読み方のヒントは?
最大のヒントは、ある食べ物と同じ読み方です。
榎の読み方の由来は諸説あり、
- 縁起のいい木を意味する
- 実がなるため、「餌の木」から
- 枝が多いので「枝木」から
名前が付いたといわれています。
「榎」の読み方を知らずに耳で聞くと、なぜ今キノコが出てくるの!?
と思うのでは?
バターとコショウを乗せて、アルミホイルに包んで焼くと美味しいですよね。
「榎」の木は、葉がツルツルしていることで簡単に見分けがつくのだそうです。
「榎」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
さて、わかりましたか?
「榎」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「えのき」
です!
秋には赤い実ができるので、よく見ると鳥が食べに来ています。
ぜひ、覚えておきましょう。
3つ目の漢字は「諡」です!
「諡」・・・「盆(ぼん)」や「盃(さかずき)」によく似ている漢字ですが、「ごんべん」が付いていますよね。
普段使わない漢字であることは間違いありません。
そして、読み方を聞いても、「?」と思われる方が大部分でしょう。
読み方と意味を知れば、1つ物知りになれること間違いなし。
ぜひ覚えて、身近な人に自慢してみてはいかがでしょうか?
「諡」の読み方のヒントは・・・?
見慣れない漢字の「諡」ですが、実は神道で使われる言葉なんです。
「諡」とは、仏教でいう「戒名」のこと。
読み方は、ひらがなで「〇〇〇〇」の4文字です。
そして、大ヒント!
「諡」は、「贈り名」という意味に漢字が当てられたものです。
「贈り名」の読み方がそのまま答えに・・・
「諡」の読み方の答えは・・・
正解は、「おくりな」でした!
神道では、亡くなった人は家の守り神になると考えられています。
お布施をして僧侶に付けてもらう「戒名」とは違い、「諡(おくりな)」は生前の名前の一部だけを使用することはありません。
生前のフルネームに続いて、亡くなった時の年齢や性別によって決まっている諡(おくりな)をつけるのです。
例えば16~19歳までの女性には「姫」、20~40歳までの男性には「郎男(いらつお)」、41歳~70歳までの女性には「刀自(とじ)」などと決められています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
4つ目の漢字は「自棄」です!
「自棄」と書いて、なんと読むか分かりますか?
「私なんて・・・。」と自暴自棄(じぼうじき)になる事は、自ら自分の身体を損なう行動をし、自分を見捨ててしまう事です。
しかし今回の漢字クイズは、(じき)以外の読み方をお答えください。
さて、「自棄」だけではなんと読むでしょうか?
「自棄」読み方のヒントは?
「自棄」も、自暴自棄と意味はよく似ています。
自棄が自分を見捨てることという意味だからです。
「自棄」は自分が思うように事が進まなくて、イライラして、もうどうでもいいと思ってしまう事です。
「自棄を起こす」
「自棄くそになる」
「自棄になって全部暴露してから去る」
「自棄になって捨て台詞を言う」
などなど。
自棄になることは、自分の将来の芽を摘み取ってしまう事でもあり、よっぽどでなければなかなか自棄にはなりません。
自分自身に失望し、自分自身を見捨ててしまう事なので、少しでも将来の自分を考えている時には自棄にはならないでしょう。
しかし、幼稚園前の子どもはよく自棄を起こします。
それはまだ甘えん坊の子どもだからです。
ひらがなにすると「〇〇」です。
さあ、もうわかりましたか?
「自棄」の読み方の正解は?
正解は・・・
「やけ」
です!
大人になると自棄になることはあまりありませんが、自棄食い(やけぐい)は経験あるんじゃないでしょうか?
ぜひ、覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「歩行虫」です!
「歩行虫」・・・、「ほこうちゅう」か「ほこうむし」としか読めないこの漢字。
一体どんな虫なのでしょうか?
そもそも虫は、どんな虫も歩けるだろうし・・・
何と読む、どんな虫なのか?
さっそく探っていきましょう!
「歩行虫」の読み方のヒントは・・・?
「歩行虫」の読み方はずばり、ひらがなで「〇〇むし」の4文字です!
つまり、「虫」はそのまま、「むし」と読むわけなんですね。
「歩行」をひらがな2文字で読むと・・・ここが問題です!
考えてみましょう。
「歩行虫」の読み方の答えは・・・
正解は、「おさむし」でした!
「歩行虫(おさむし)」は虫の名前で間違いありませんが、日本には1300種ほどいる大きなグループの1つなんです。
ミミズやカタツムリまで食べてしまうほど顎が強くて、俊敏に動くのが特徴です。
木の上に住み植物食のものもいますが、地上に住み肉食の物の方が多いというから驚きですね。
ハンミョウ類やヒョウタンゴミムシ類、オサムシ類などに分かれています。
後羽は後退して飛ぶことはできないんですって。
今回は、難読漢字「歩行虫」の読み方とともに、虫について詳しくなれた回でしたね。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!