今回の難読漢字は「与する」「煌めく」「不穏」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「与する」
「与する」の読み方をごぞんじでしょうか?
「よする」ではないので、注意してくださいね。
よく見かけるありふれた漢字なのに、なかなか読みにくい難読漢字だといえます。
さて、あなたには読むことができますか?
「与する」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇する」の4文字です
- 仲間に入ったり、賛成したりすることをいいます
- 「あなたは、なぜ彼らに与するのですか?」のように使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「与する」の読み方!正解は!?
正解は「くみする」です!
「くみする」という言葉には、ヒントで示した「仲間に入る」「賛成する」という意味の他に「扱いやすい」「相手として恐ろしくない」という意味もあります。
「扱いやすい」という意味で使う場合は「与しやすい」と言いますね。
「次の対戦相手は与しやすいだろう」といった風に、使うことができます。
また「組(くみ)する」と書いても、同じ意味になりますよ。
「くみする」はよく耳にする言葉ですが、漢字での表記はあまり見かけないので、この機会に覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「煌めく」
「煌めく」の読み方をご存じでしょうか?
火編に「皇」の字が使われていますが「こうめく」と読むのはもちろん間違いです。
一見難しい漢字ではないけれど、実は漢字検定一級レベルの難問ですよ
さて、あなたには正しく読むことができますか?
「煌めく」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇めく」の4文字。
- 星がまたたいているイメージを別の言葉で表現すると?
- 煌めくドレスで登場した彼女は、皆の視線を集めた
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「煌めく」の読み方!正解は!?
正解は「きらめく」です。
意味は言葉のイメージそのままで、キラキラと光り輝いたり人目を引いたりするような、華やかな様子を言います。
また、客などを盛んにもてなすことも「きらめく」と言ったようです。
しかし、現在ではほとんどが「きらめく星々」「きらめく衣装」「きらめく才能」などといった場合に使われています。
また「燦めく」と書いても「きらめく」と読むことができ、意味も同じです。
最後はこの漢字!「不穏」
「不穏」と書いて、なんと読むか分かりますか?
ちょっとしたキッカケで一気に空気感が変わってしまう、アレの事です。
心当たりはありませんか?
さて、「不穏」と書いてなんと読むでしょうか?
「不穏」読み方のヒントは?
「不穏」とは、穏やかではない、一言で言えば『険悪』な事です。
極めて緊迫した状態の事を「一発触発」(いっしょくそくはつ)といいますが、その前に「不穏な空気」が流れていることと思います。
何気ない一言が、一気に周りを不穏な空気に変えてしまいます。
落ち着くことが無く、そこに居るみんながソワソワとしてしまいます。
細心の注意を払い、何事もなく早くその場から逃げ出したくなるような空気感です。
皆がピリピリとした警戒心を持ち、同時に違和感を持つと思います。
「不穏」は「不穏な動き」や「不穏な事件」など、空気だけでなく色々な使い方ができますよ。
「不穏」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ふおん」
です!
不穏な空気の中で、ずっと居続けるのは息が詰まりますね。
できれば可能な限り平穏に過ごしたい物です。
ぜひ、覚えておきましょう。