今回のお題は「素封家」「柄口」「追浜」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「素封家」
「素封家」って読めますか?
また、どんな意味の言葉か分かりますか?
「〇〇家」と言えば、「浪費家」や「倹約家」、「努力家」や「楽天家」などいろいろありますが、「素封家」とは一体・・・!?
「すふうか」ではありませんよ。
何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「素封家」の読み方のヒントは・・・?
「倹約家(けんやくか)」や「努力家(どりょくか)」などと同じで、「素封家」の「家」も「か」と読みます。
読み方はひらがなで「〇〇〇か」の4文字です!
さあ、もう分かりましたか?
「素封家」の読み方の答えは・・・
正解は、「そほうか」でした!
素封家とはずばり、「お金持ち」のことなんですよ。
「素封家」と呼ばれたら、喜んでいいですね。
しかも「大金持ち」「資産家」「財産家」を表す言葉なんです。
ただし、ちょっと注意点を。
「素封家」の「素」とは何もない、「封」とは封建社会での地位や領土のことを指しています。
つまり、社会的地位や領土を持たないのにお金はたくさん持っている人の事を指しているんです。
代々続く由緒正しき資産家と言うよりは、一代で成り上がったお金持ちをイメージすると分かりやすいかもしれませんね。
そのあたりのニュアンスも理解した上で使うと、上級者ですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「柄口」
「柄口」と書いて、なんと読むか分かりますか?
最大のヒントは、和風のアニメによく出てくる刀です!
刀に関することなので、口柄(くちがら)の事ではありません。
さて、「柄口」と書いてなんと読むでしょうか?
「柄口」読み方のヒントは?
刀は単純そうに見えますが、色々な部品から作られています。
柄は刀の手で握る部分の事を指しており、その柄の口元の事を「柄口」といいます。
「柄口」が無ければ、刀のケースにしっかりと入らないため、結構重要な役割を果たしています。
また、時代劇などで悪党を成敗し、最後に刀を納める時、カシャンと音がするのもこの「柄口」があるからです。カッコいい締めの音という感じですね。
本物の日本刀は「柄口」に、金、銀、銅や真鍮を使ったり、「柄口」に凝った彫刻にしたりと、なかなかにおしゃれになっています。
「柄口」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
実はそのまま読んで正解です!
さて、もうわかりましたか?
「柄口」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「つかぐち」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「追浜」
「追浜」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(おいはま)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「追浜」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。
とある地域の地名です。
浜ということから海あり県ですね。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「追浜」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「お」です。
ずばり神奈川県横須賀市の地名です!
ちっちゃい「つ」が入る、 声に出して読みたい地名ですね。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「追浜」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「おっぱま」
です!
横須賀市の北部に位置し、京浜急行の駅もあるベッドタウン「追浜(おっぱま)」です。
源頼家が追っ手に追われた浜、というのが地名の由来だそうです。
沿岸部には夏島貝塚があり、縄文時代の初期の遺跡だそうで、とても古い時代から 人が住んでいた歴史のある土地になります。
読み方がとても特徴的ですよね。
私は電車だったのかバスだったのか、そして いつだったのかも覚えてないのですが、ひらがなで書かれた「おっぱ○」の文字が 目に入った時に
えっ!?おっぱ!??
と大変驚いたというとてもしょうもない記憶があります。