今回は「蒙る」「豌豆」「鯆」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「蒙る」
「蒙る」の読み方をご存じでしょうか?
「啓蒙(けいもう)」などの言葉がありますが「もうる」と読むのは間違いです。
今回の正解は、音読みではなく訓読みになりますよ。
さて、あなたには正しく読むことができますか?
「蒙る」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇る」の4文字です。
- 被害や恩恵を受けること。
- その試合では、初回から大きな打撃を蒙った。
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「蒙る」の読み方!正解は?
正解は「こうむる」です!
よく聞く言葉ですが、漢字で書くと読みにくいですね。
一般には「被(こうむ)る」と表記することの方が多いかも知れません。
意味は、被害や恩恵を受けたり、何かの許可をもらうことです。
以下は使い方の例になります。
- 先生からは多大な恩恵を蒙りました。
- 格別のお引き立てを蒙り、ありがとうございます。
- あなたのミスが原因で大きな損害を蒙った。
- その役はごめん蒙りたいです。
ただし「被る」と書く場合は「かぶる」と読むこともできます。
「かぶる」と読む場合は、帽子などをかぶったり、何かが重複したりするという意味なので、注意しましょう。
2問目はこの漢字!「豌豆」
「豌豆」と書いて、なんと読むか分かりますか?
給食に頻繁に出ていたあの豆のことです。
メニューに「豌豆」があると私のころは、大半の子供が絶望を感じていました。
ちなみに今でもよく出てきます。
大人になると美味しいのですが、子供のころは何でもかんでも豌豆が入っていたので嫌いになったのかも。
さて、「豌豆」と書いて、なんと読むでしょうか?
「豌豆」読み方のもうひとつのヒントは?
「豌豆」は品種がものすごく多くあり、食べられるものから食べられないものまで、沢山の種類があります。
身近な物では、給食に出ていたあの豆や、道端で見かけるカラスの豌豆など。
大きなものから小さなものまで、あのサヤに入った豆の事です。
小さいけれども栄養は豊富で、スナップ豌豆やサヤ豌豆など食卓に上る事も多いです。
高野豆腐の上のサヤ豌豆なんて、すごくおいしいです!
「豌豆」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「豌豆」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「えんどう」
です!
ちなみにエンドウ豆は「豌豆豆」と書きます。
あんなに嫌いだったグリンピースごはんも、大人になれば美味しく食べられます。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「鯆」
「鯆」と書いて、なんと読むか分かりますか? なんと(くじら)ではないのです! さあ、なんと読むでしょう?
「鯆」読み方のヒントは?
ヒントは全体で3文字、「〇〇〇」となります。 ある動物の名前で、とても人気があるので大好きな方も多いのはないでしょうか。 何か思い当たるものはあるでしょうか?
「鯆」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「い」です。 魚編であることから魚に関係することが伺えますね。 とても賢い動物といわれており、水族館のショウでも大活躍 していますね。 これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「鯆」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「いるか」
です!
魚編に甫と書いて「いるか」と読みます。いるかは他にも「海豚」と書く場合もありますね。 イルカは哺乳類のため卵ではなく母親が出産して生まれ、しばらくは母乳で育ちます。 他にも哺乳類らしくエラもないため、肺呼吸で時々顔を出して息継ぎをしています。 また生まれてからずっと泳ぎ続けるため、昔はイルカは眠らないという説もあったとか。 今では右と左の脳を半分ずつ交互に眠らせていることがわかったそうで、とてもユニークな 生き物ですね。 人間のようにぐっすり眠ってゆっくり休んだらいいのに、と余計な心配をしてしまいます。