今日の難読漢字は
「水綿」
「斑馬」
「文身」
以上、3問です!
さあ、挑戦してみてください。
目次
1つ目は「水綿」
「水綿」って何て読むかわかりますか?
(みずわた)ではありません!
(すいめん)でもありません!
実は、生き物の名前なんです!
小学校や中学校の理科の授業で顕微鏡を使って観察したことがあるかもしれません。
さて、一体何と読むのでしょうか?
「水綿」の読み方のヒントは?
- 淡水に生息しています
- 春から秋にかけて増殖していきます
- 藻類に分類されます
- 「青味泥」とも書きます
さあ、何と読むか分かりましたか?
「水綿」の読み方、正解は……
正解は……
「あおみどろ」
です。
熱帯魚などを水槽で飼育している人は、アオミドロが大量に繁殖しないように気をつけているのではないでしょうか?
アオミドロは水槽内で増えると、やっかいな生き物です。
あまりにも繁殖してしまうと熱帯魚の動きを妨げたり、水槽の中が見えなくなったりと良いことがありません。
水槽の中の栄養分が豊富で日光が十分に当たるといった繁殖に必要な条件が揃っていると爆発的に増えていきます。
水槽にアオミドロを食べる魚やエビを入れたり、アナカリスなどの水草を育てたりすると繁殖を防止するのに効果的です。
水槽を綺麗に維持することって意外と大変ですよね!
2つ目は「斑馬」
「斑馬」って何て読むかわかりますか?
(はんま)ではありません。
(まだらうま)でもありません。
もちろん(つしま)も違います!
「斑」(まだら)という漢字が使われていることから、
模様がある「馬」だと考えた方は鋭いですね!
模様を持っている馬で連想してみると簡単です。
さて、一体何と読むのでしょうか?
「斑馬」の読み方のヒントは?
- アフリカに生息する哺乳類です
- 英語では「zebra」
- 体に縞模様があります
さあ、何と読むか分かりましたか?
「斑馬」の読み方、正解は……
正解は……
「シマウマ」
です。
「縞馬」とも書きます。
シマウマの体つきや鳴き声はどちらかというと「ウマ」より「ロバ」に似ています。
ウマと違って、人を乗せて走ることも荷物を持たせることもできません。
なぜなら、背骨がそれほど丈夫ではないからです。
加えて、気性が荒いため家畜には向いていません。
シマウマの睡眠時間は2時間程で、他の動物よりも眠る時間が少なく、立ったまま眠ります。
長時間横になると、ゲップを出せなくなり、細菌などから発生するメタンや二酸化炭素を体外に出すことができません。
そうなると、命の危険にさらされてしまいます。
3つ目は「文身」
「文身」って何て読むかわかりますか?
「分身」と同じく(ぶんしん)とも読みますが、他にも読み方があります。
この読み方をした方がすぐに意味が通じますよ!
さて、一体何と読むのでしょうか?
「文身」の読み方のヒントは?
- 現在ではファッションの1つです
- 日本では縄文時代から存在したと言われています
- 皮膚に針や刃物を指して墨を入れることです
- 英語では「tattoo」または「tatto」と呼ばれています
さあ、何と読むか分かりましたか?
「文身」の読み方、正解は……
正解は……
「いれずみ」
です。
「入れ墨」「刺青」とも書きます。
日本では、縄文時代の人々は顔面に入れ墨を入れていたと言われています。
しかし、7世紀ごろから肉体的な美しさより着ている服や香りに美しさを見出すようになっていきました。
この頃から、入れ墨の文化は衰退していったと言われています。
再び入れ墨が流行り出したのは、江戸時代になってからのことです。
鳶や飛脚の間で、入れ墨を入れるようになりました。
鳶や飛脚は着物を着ていると動きを制限されるため、ふんどし一丁で仕事をする人が多く、肌を露出している人が多かったのです。
肌を隠すために、入れ墨をするようになりました。
現在のファッション感覚と通じるものがありますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。