皆さん、さっそくですが
「原子笔」
という中国語をご存じでしょうか?
「原子笔」って?原子と名づけられているけど!?
「笔」は「筆」を意味する簡体字です。
「原子」と名づけられているので、何か凄そうな筆なのかなと思いきや…
実はどこにでもある文房具のことを指します。
いったいどういうものなのでしょうか?皆さんは分かりましたか?
「原子笔」の由来が実は意外だった!?
正解は。。。
「ボールペン」
のことでした!「yuán zǐ bǐ (ユエンツーピー)」と読みます。
それにしても、なぜボールペンのことを関係なさそうな「原子」という言葉を用いて「原子笔」と呼ぶようになったのでしょう?
ボールペンが発明されたのは第二次世界対戦終戦前後の1945年頃と言われています。
万年筆が主流の当時としては「液をつける必要がない」商品として画期的なものでしたが、中国に輸入された当初は無名でした。
そこでボールペンを輸入した業者が、当時の先端科学技術の代名詞であった「原子」という言葉を用いて「原子笔」と名付けて販売したところ、それがそのまま定着したのだそうです。
今では一般的に使われている「原子笔」も実は意外な由来があったんですね!