旅行や帰省などで数日家を空けるとき、困ってしまうのが植物の水やりです。
地植えならともかく、鉢植えの植物はこまめな水やりが不可欠。出かける前に多めに水やりしておくことはできてもあとは天候任せで、帰宅したらお花が枯れてる、ということも…
自動給水機も試してみたけど、中に入れられる水の容量が少なくてせいぜい1、2日くらいしか水やり効果がありません。帰省先が遠く、1週間以上家を空けることが多いわが家では焼け石に水です。
しかし、そんな自動給水機の概念を覆す商品がダイソーにありました!どどーんと大容量のくまちゃん型給水機 税込み110円
しかも大容量なだけでなく、他の容器と連結して水を供給し続けることができるんです!
この仕組みなら大きな容器とつなげることで、長期の水やりも可能に!こんな凝った商品が110円なんて驚きです。
開けてみると、くまちゃんの先端は素焼きのような素材になっています。
ここらへんは普通の自動給水機と同じですね。水を入れると、ぽたぽた垂れてきました。
水通りは問題なさそうです。くまちゃんの帽子(?)の部分は緑色のホースがつながっています。
帽子から飛び出した先端をくまちゃんの方にいれ反対側のホースの先端を水の入った容器に差し込み容器をくまちゃんより高い位置に置くことで、容器とくまちゃんの水面の高低差を利用して水を流す仕組みのようです。
裏面の手順に従って設置していきます。
くまちゃんに水をいれて帽子をかぶせて鉢に素焼き部分を差し込みちょっと高い位置に置いた水入りバケツにホースをいれます。これで設置完了!
・・・のはずだったのですがあれれ?
くまちゃんの水がどんどん減っていく…あっという間にくまちゃん側のホースの先端が水面から抜け出てしまいました。バケツから水が供給された感じは一切しません。
色々調べたり、試行錯誤したりした結果、ある2つの失敗が原因で給水機がうまく機能していなかったことがわかりました。
①ふわふわの土に差し込んでしまった
素焼きの部分の水通りはかなりよく、周りの土がしっかり固まっていないとあっというまに水がしみ出してしまいます。今回、私は植え替えしたての乾燥したふんわりした土に差し込んだので特に水が出ていくのが早すぎたようです。
水があんまり早く出ていくと、ホースを通ってバケツから給水する前にくまちゃんの水がなくなり、水面の高低差がなくなるため、バケツとくまちゃんの水の行き来がなくなってしまいます。
②ホースの癖をとっていなかった。
ホースは折りたたんでいれてあるため、少し癖がついています。この商品のホースはかなり細いので、ちょっとした癖による水の通り道の高低差で水の供給がうまくいかないこともあるようです。
確かに私が設置を失敗したときもこんな風に癖がつきまくっていました。
その後、くまちゃんの周りの土をしっかり押し込んで固め水が通りやすいようにホースの曲がりを調整することで無事、使えるようになりました。
少しコツが必要な商品ではありましたが、機能に対して110円というコスパの良さは素晴らしいですしこれからも帰省や旅行のたびに活躍してもらおうと思います。