睡眠不足を感じているという方は、寝る前にもやもやと考え事をしていませんか?漠然とした不安は、実は睡眠の質を下げる原因となってしまいます。
しかし、不安をなくすためにはどうすれば良いか、わからないですよね。
そこでおすすめしたいのは、「不安のアウトプット」です。
今回は「誰でも簡単に疲れない体が手に入る 濃縮睡眠®メソッド」で紹介されている、不安のアウトプット方法をご紹介します。
目次
不安のせいで不眠になる理由
睡眠不足になる原因はさまざまあります。その中でもビジネスパーソンに多いのが、脳疲労です。脳疲労は睡眠の質を悪くする原因となります。
脳疲労の原因は大きく分けて、以下の3つです。
・脳を使う事務作業
・パソコンやスマホを使うことによる目の疲れ
・仕事や対人関係などのストレス
なんとなく感じている不安は、脳を疲れさせるストレスの原因です。脳疲労を軽くするためには、不安をアウトプットするのがおすすめです。
不安のアウトプット方法
では、不安を取り除くためのアウトプットの方法をご紹介します。
①ノートなどの書くものを用意する
まずは、不安を書き出すためのノートや紙などを用意します。書くものは何でも構いません。
②ノートの左半分に不安なことを書く
用意したノートや紙の左半分に、不安なことを思いつく限り書き出します。抱えている不安が漠然としているときでも、とりあえず書くものを用意して書き始めてみましょう。
意外とスラスラとペンが動きますよ。
不安なことを書き出すと、状況を客観的に見ることができ、問題点などが整理されて不安が収まってきますよ。
なんとなくもやもやしていたものが、具体的な問題に変わるため、どうすればいいかの対処も考えやすくなりますよ。
③ノートの右半分に願望を書く
書き出した不安に思っていることの横に、いい結果を書きましょう。また、結果が本当になったときの感情も一緒に書きます。
書く時のポイントは、過去形か現在進行形で書くことです。
では、例を以下でお見せしましょう。
・明日の商談がうまくいくかどうか不安→商談は大成功だった。良い取引ができて嬉しい
・プレゼンに失敗してしまうかも…→プレゼンは大成功して、上司に褒められて嬉しい
このように、不安というネガティブな思い込みをポジティブなものに書き換えることで、脳疲労を軽くできますよ。
不安のアウトプットでストレスが減る
上記で紹介した不安のアウトプットの方法は、睡眠不足対策だけでなく、生活していくうえでよいトレーニングになります。
不安のアウトプットを繰り返していくと、抱えている不安をより具体的に書き出せるようになり、失敗しないような対策が立てやすくなりますよ。
ぜひ、寝る前の習慣にして、すっきりした頭で就寝する生活をやってみましょう!
まとめ
今回は、不安のアウトプットの方法を詳しくご紹介しました。不安やもやもやを解消するのは難しいと思われがちですが、紙に書きだすだけですっと心が軽くなります。
不安で睡眠不足を感じている方は、ぜひ不安のアウトプットを寝る前の習慣にして、質の良い睡眠を手に入れましょう!
誰でも簡単に疲れない体が手に入る 濃縮睡眠®メソッド/松本美栄