朝起きた瞬間、「声が出ない…。どうしよう…。」と焦ってしまった経験はありませんか?
喉の痛みや風邪をひいているわけでもないのにいきなり、声がかすれたり、声がでなくなってたらびっくりしますよね。
今回は朝起きたときに声が出ない原因や対処法について解説させていただきます。気になる人は、放置せずに対処法を試してみてくださいね。
声が出ないのはなぜ?
① 声帯が目覚めていない
目覚めてすぐの脳は、寝起きの状態で活発に働くことができないため、適切な命令を送ることができず、声帯もスムーズに動くことができずに声がでない場合があります。
対処法(ストレッチ)
- ゆっくり上に向きながら首をのばす
- ゆっくり首を回す
- あくびをするように口を大きく開ける
- 口のストレッチ(あいうえおの口をする)
②寝不足で声が出ない
睡眠不足が続くと身体や筋肉と同様に声帯にも疲労がたまってしまうことで声が出にくくなってしまう可能性があります。
対処法(仮眠)
普段から休憩中やお昼休みに仮眠をするようにしましょう。仮眠は10分~20分程度で15時以前に取ることで脳や声帯も休めることができます。
③口の中が乾燥している
睡眠中は、口を動かすことが少ないため、唾液の分泌が低下してしまいます。またマスク生活が続き、口呼吸になっている方が増えています。特に口の中が乾燥した状態が続くと声が出にくくなる可能性があります。
対処法
- 水分補給をする
- 鼻呼吸をする
- 加湿器を使う
- うがいをする
- 歯磨きをする
- のど飴を舐める
④過剰なストレス
急にショックな出来事が起きたり、日常の継続的なストレスが溜まってしまうことで自律神経が乱れてしまい、声が出にくくなってしまう場合があります。
対処法(ストレス解消)
気分転換に映画鑑賞や好きな音楽を聞いたり、鏡を見ながら大声で笑ったり泣くことでストレスを発散させる効果があります。不安や悩みはメモに書きだしたり、誰かに話すことで気持ちが楽になります。
⑤飲酒喫煙
お酒やタバコが原因で喉に刺激を与えてしまい、声帯に炎症を起こしてしまう場合があります。タバコに含まれている「タール」という物質が喉や声帯に刺激与えてしまったり、お酒は体内でアルコールを分解するときに水分をが失われてしまい、喉が乾燥させてしまうことで声帯に炎症を起こして声がでなくなってしまう場合があります。
対処法(喉を保湿する)
喉の乾燥や声が出にくいときに大根のハチミツ漬けが喉を保湿してくれる効果が期待できます。ハチミツには保湿効果があり、大根の辛味成分である「アリルイソチオシアネート」に痛みを抑える効果があるといわれています。
《作り方》
①大根を1cm程度に切りビンに入れる
②その瓶の中にハチミツをひたひたになるまで入れる
③半日程度置くと大根の汁がでてくるのでそのまま飲んでもお湯や水に割ってもOK!
まとめ
今回は「声がでなくなる」原因と対処法について解説させていただきましたが、いかがでしたか。声がでなくなる原因がさまざまありましたが、朝起きてすぐ声がでないときは、首や口のストレッチがおすすめです。また普段から口の中が乾燥していると感じている方は、水分補給や喉の保湿をするように心がけていくことが大切です。放置せずになるべく早めに対処するように心がけてくださいね。