コーヒーファームとは言うものの、コーヒー以外も様々な食料品がそろうカルディ。
調味料もさまざまあり、世界各国のおしゃれなスパイスなどが並ぶ中、
わが家が欠かさず買い続けているのがこの激渋商品です。
八幡屋礒五郎の「名物七味」、税込399円!
最初はとにかくこのパッケージが可愛すぎて買ってしまいました。
純和風のデザインに、手のひらサイズのスチール缶。
蓋をくるっと回して、蓋の穴と缶本体の穴を合わせるという開け方も好き。
開け口が結構大きめなので七味に含まれるスパイスたちが
まんべんなく出てきてくれます。
しかしこの七味を買い続けている理由はもちろんパッケージの可愛さだけじゃありません。
日本三大七味の1つと言われるこの七味はとにかく「調和」に重きを置いた一級品。
香りと辛味、粒同士の大きさ、どれをとっても完璧なバランスです。
含まれているのは
唐辛子、陳皮、胡麻、麻種、紫蘇、山椒、生姜のオーソドックスな七種類。
どれも大きさがそろっていて、どの部分を食べても均一な味です。
七味によっては麻種が砕かずそのまま入っていることも多いのですが
この七味では麻種も砕かれ、他の具材と同じくらいの大きさになっています。
私は麻種の「がりっ」とした食感が苦手なのでホントにありがたい…
ちなみに、私は過去に同じく三大七味である京都の七味を食べたことがあるのですが
山椒の香りが豊かでシンプルな味付けのものに付けたらおいしいものの
ものによっては七味の風味が勝ちすぎて合わないものも結構ありました。
しかし、この八幡屋礒五郎の七味は辛味・香りのバランスが取れていて
何にかけても料理の味を殺さず、引き立ててくれます。
豚汁などの汁物はもちろん
お肉にも相性抜群。
今回は鴨鍋の鴨肉に添えましたが、鶏肉全般に合うので
焼き鳥なんかにもおすすめです。
また、どんなにおいしい七味でも時間が経つと多少味や香りが落ちてしまいますが
この商品は、開けると2パックに分かれて入っています。
このため、半分ずつ新鮮な状態で使うことができ、いつでもおいしいんです。
細かい点ですが、2つのパッケージそれぞれに
きちんと賞味期限が書かれているのも嬉しいですよね。
ただし、パッケージの至るところに書かれている通り
この商品は開封後、要冷蔵です。
これもこだわりぬいて作られた味や香りを守るため。
「常においしい状態で食べてほしい」という作り手の強い思いを感じますね。
どんな料理にもよく合い、
食卓に常においておきたいほど可愛らしい缶の「名物七味」。
小さい商品でちょっと見つけにくいですが、
ぜひカルディで探してみてくださいね。