カルディには他にはないような珍しい缶詰がたくさんありますよね。
とくに、ハリッサと鯖缶を掛け合わせたハリッサバなど
カルディが自社で開発した商品は他では食べられない味わいがあって楽しいです。
そんなカルディで今までに見たことがない缶詰を見つけたので買ってみました。
黒酢香る上海風スペアリブ383円。
…正直、缶詰にしては結構なお値段ですよね。
だけど実際に食べてみると「納得の値段だな。」と思いました。
それくらい、おうちでは作れないような本格的な味わいなんです。
そもそも上海風スペアリブって何?という感じですが
ちゃんと缶の表面に説明があります。
黒酢や紹興酒などを使った甘辛煮込み。
いかにもごはんがすすみそうですね。
黒酢も紹興酒もなかなか家にある材料ではないですし
家で作れないものが缶詰で手軽に味わえるのは嬉しいところ。
開けてみるとお肉の周りにぷるぷるのゼラチン質の煮汁がたっぷり。
お肉だけとりだしてみると大きな骨付きのスペアリブが入っています。
煮汁が濃くてわかりにくかったのですが、
あと2つくらい骨なしの肉の塊がありました。
このままではあんまり食欲をそそる見た目ではありません。
別容器に移して、レンジで温めるよう書いてあったので
表示に従い、ふんわりラップをかけてレンジで加熱しました。
加熱後はこんな感じ!
めちゃくちゃ中華屋さんっぽい匂いがします。
煮汁がすっかり溶けて骨付き肉が顔を出しています。
お肉は箸でほぐれるほどトロトロ。
箸だけで骨もすぐにはずすことができました。
煮汁は濃いですが、中まで色はついていません。
味はしっかりついているのですが、思ったより塩味は薄く、食べやすいです。
脂身も多いのに、黒酢の効果かさっぱり食べられます。
とはいえ、酸味は飛んでいて「酢豚」よりは「角煮」に近い味です。
香り豊かな骨付きの角煮、というところでしょうか。
ごはんも合いそうですが、中華屋さんにあるふわふわのマントウに挟むとおいしそう。
お肉にたっぷり煮汁を絡めながら完食したのですが
やっぱり多少煮汁は余ってしまいました。
豚肉や黒酢、紹興酒の旨味が溶け込んだ煮汁…捨てるのはもったいない!
ということで、チャーハンの味付けに使ってみました。
前述の通り、塩味は薄めなので、少し塩コショウを足しましたが
それだけで家で作ったとは思えない重厚な味のチャーハンになって大満足です。
300円超えで、最初は「結構高いな…」と思ったスペアリブ缶でしたが
さすがはカルディ。お値段に見合ったお味でした。
煮汁もとってもおいしいので、そのままごはんにかけて
どんぶりみたいに食べるのもいいかもしれませんね。
SNSなどを調べていると割と人気商品みたいなので
また出会えたら絶対に次は2個買いしようと思います。