漢字読み講座

「靄」の読み方がわかりますか?「きり」でも「かすみ」でもありません

「靄」の読み方をご存知でしょうか?

「霧(きり)」や「霞(かすみ)」という字に似ていますが、よく見るとちょっと違いますね。

雨冠がついているので、雨に関係した言葉には違いないのですが…

さて、あなたには読むことができますか?

「靄」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇」の2文字です。
  2. 霧に似ていますが、見通せる距離に違いがあります。
  3. 頭がボーっとすることを「靄がかかる」などといいます。

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「靄」の読み方!正解は!?

正解は「もや」です!

「靄(もや)」とは、大気中に細かい水滴が浮遊して、遠くがかすむ現象をいいます。

「霧(きり)」と「靄(もや)」と「霞(かすみ)」はとても似ていて、どこが違うのかわかりにくいですね。

まず、霧と靄は、水滴が大気中に浮いたもので、霞はチリなどが浮いたものです。

では霧と霞の違いはというと、以下の通りです。

  • 霧:見通せる距離が100m~1km未満
  • 靄:見通せる距離が1km以上

ちなみに、見通せる距離が100m未満になると「濃霧」と呼ばれます。

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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!