今日の難読漢字は
「虎魚」
「長刀」
「平城」
「紐育」
「新西蘭」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「虎魚」
「虎魚」と書いて、いったい何と読むのでしょうか?
魚にもピラニアなどの肉食で狂暴な魚はたくさんいますが、「虎+魚」なので、さぞかし狂暴な魚なんだろうな、というイメージが先行します。
さあ、何と読むのでしょうか?
「虎魚」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 最初の文字は「お」です。
ヒント➁ 背びれにトゲがあり、毒があるので要注意!
「虎魚」の読み方の正解は・・・・?
正解は、
「おこぜ」です!
おこぜの「おこ」とは、笑ってしまうほど愚かで奇怪なことや醜いことを意味します。
「ぜ」は魚の名称の語尾につく言葉です。
確かに、「虎魚」の見た目は上から押しつぶされたようにな形をしており、ハッキリいって見栄えの良い魚とはいえませんね・・・。
また、「虎魚」の背びれには毒があることで有名ですが、中でも「鬼虎魚」の毒は強力なため、釣り人の間でも外道として取り扱われてきた魚です。
ですが、近年では超高級魚として高値をつけている魚でもあるんです。
見た目や特徴に反して、中身はすごいやつ、そんな虎魚を見習いたいものですね!
2つ目の漢字は「長刀」
「長い刀」と書いて、いったい何と読むのでしょうか。
イメージでは、佐々木小次郎が持っていたような「身の丈を超えるような長さの日本刀」という感じがしますね。
刀と言えば刀ですが、日本刀とは若干異なります。
さあ、イメージを大事に正解に近づいていきましょう!
「長刀」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」4文字の武器です。
ヒント➁ この武器の有名な使い手は「静御前」です。
ヒント③ 刀というよりは「槍」に近いです。
「長刀」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「なぎなた」です!
よく使われるのは「薙刀」という漢字ですが、「長刀」と書いても「なぎなた」と読みます。
「長刀」は、鎌倉時代から室町時代にかけてよく使われた武器であり、当時の武芸に長けた女性も使っていたとされる中距離・近距離戦で非常に有力な武器です。
ちなみに、源義経の妾である「静御前」は、後世に語り継がれるほどの「長刀」の使い手だったそうですよ。
鎌倉武士に引けをとらないその強さは、女性の武芸文化にも影響を与え、戦前には文部省の通達により、中学校の女子の体育に「長刀と弓道」が取り入れることが決まったほどです。
いつの時代も強い女性って素敵ですね!
3つ目の漢字は「平城」
こって「へいじょう」じゃないの?と思われた方も多いはずですが、もちろん奈良時代の「平城京」の字なので「へいじょう」で正解です。
しかし、ここは難読漢字。単純に「へいじょう」以外でも読み方があるんですが、いったい何か分かりますか?
完全に当て字にはなりますか、何と読むのかヒントをみながら考えていきましょう!
「平城」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「へいぜい」とも読むそうですが、これとも違う別の読み方です。
ヒント➁ お城や建物の名前ではありません。
ヒント③ ずばり地名です!
「平城」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「なら」です!
・・・。当て字なのは分かっていましたが、平城京が奈良にあったからって「なら」と読むのはそのままストレートすぎますね。
でも、地名にそのまま当て字として使われることから、当時の平城京の影響力が分かるというものです。
平城京は、「何と見事な平城京」の語呂合わせで覚えたとおり、710年に現在の奈良市につくられた都です。平城京を中心に、当時の中国の先進国のノウハウをベースに、律令国家としてのしくみが完成し、天平文化が花開いた中心地です。
この平城京があった時代を奈良時代と言い、当時は10万人もの人が住んでいたんだとか。
「平城」は、今でも修学旅行の定番スポットとして有名ですが、これからも日本の古都として、世界に誇れる歴史的な場所です!
4つ目の漢字は「紐育」
すごくシンプルな漢字で「紐が育つ」。
ひっかけクイズのように、「紐が育つ ⇒ 縄になる?」なんて思ってしまったのは私だけではないはず。
もちろん、「なわ」や「ひもいく」ではありません。
さあ、紐が育つと何になるんでしょうか!
「紐育」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは音読みによる当て字です。
ヒント② カタカナで表記する、ある国の都市の名前です。
ヒント③ 大きな女神像があることでも有名です。
「紐育」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ニューヨーク」です!
ニューヨークは、誰もが知るアメリカ合衆国の都市の一つですね。
自由の女神がある都市としても有名で、1790年以来、アメリカにおける最大の都市の一つでもあります。
市の人口は800万人を超え、市内だけの経済的な総生産は7,000億ドルにも届くほどのすごい金額となっており、全米最大とも言われていますね。
第二次世界対戦後につくられた、国際連合の本部がある所在地でもあり、政治・経済・文化・ファッション・エンターテインメントなど、あらゆる分野で名実ともに世界の中心といっても良い都市の一つです!
5つ目の漢字は「新西蘭」
「新西蘭」
時々難読漢字としてクイズで出題されることもあるこの漢字。
あなたは読むことができますか?
なんとなく、国名かもしれないと思ったあなたは鋭いです!
じっくり考えて、答えを導いてみてください!
「新西蘭」の読み方のヒントは?
基本的に国名には音が似ている漢字が当てられることが多いですが、この漢字は一味違います。
特に一文字目は「しん」や「あたら(しい)」に近い発音ではありません。
新しいという意味の英語を考えてみるとどうでしょう。
答えが出ましたでしょうか?
正解は…
正解は…
ニュージーランド
でした!
新を「ニュー」と読むので、それが分かった方は答えまでたどり着けたかも知れませんね。
ちなみに、この漢字表記が決定する前にニュージランドの漢字の略表記が一般公募されたそうです。
その結果、「乳国」に決まりかけたそうですが、ニュージランド本国から却下されてしまったそうです。
そんなエピソードもある「新西蘭」、ぜひ覚えてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!