今日の難読漢字は
「鬱金香」
「鹿尾菜」
「日計」
「狗母魚」
「大口魚」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「鬱金香」
「鬱金香」って、難しい漢字からスタートする言葉ですね。
「うつ病」の「鬱」の字ですが、次にくる「金」の字との対比がすごいです・・・。
「うつ」で「金」で「香」。
でも、この「鬱金香」の読み方のポイントは「鬱」の字がもつイメージに囚われてしまうと正解にはたどりつけません。
さあ、ヒントを見ながら考えてみましょう!
「鬱金香」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 字に反して綺麗な花の名前です。
ヒント➁ カタカナ表記で「〇ュ〇〇〇プ」です。
ヒント③ 入園式、入学式を飾る花として定番ですね!
「鬱金香」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「チューリップ」です!
「チューリップ」といえば、赤や黄色、白などのたくさんの色の綺麗な可愛らしい花が咲く、入園式や入学式を彩る花としてもはや定番ですよね。
小学生のとき、理科の授業などで球根から育てて観察した記憶があると思いますが、この球根がウコンのような独特の香りを持つことから、「鬱金香(うこんこう)」とも呼ばれるようになりました。
可愛らしい花のイメージがあるのに、球根の嫌な部分に引っぱられてつけられてしまった「鬱金香」、なんだか少し同情してしまします・・・。
2つ目の漢字は「鹿尾菜」
今回ご紹介するのは「鹿尾菜」という漢字です。
ぱっと見さほど難しい漢字は使われていませんが、読めるかどうかは別問題です。
あなたはスラスラと読むことができますか?
いま読めなかった方もぜひこの機会に読み方を覚えてくださいね。
「鹿尾菜」の読み方のヒントは?
「鹿尾菜」は、ある食べ物の名前を指しています。
煮物で出されることがほとんどなので、そのイメージが強い食品です。
黒くて細くて小さいアレ…。
漢字は3文字ですが、読み方も3文字です。
「〇〇〇」、分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
ひじき
でした!
日常生活を営む上ではあまり漢字で見る機会はありません。
分かった方は少ないのではないでしょうか。
ちなみに、ひじきは煮物の具材として使う以外にもご飯と一緒に炊き込んだり、サラダに入れたりすることができます。
ぜひおいしいひじき料理を食べる際にはこの漢字を一緒に思い出せるよう、今回の内容を覚えておいてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
3つ目の漢字は「日計」
パッと見、「日時計」に見えてしまう「日計」。
もちろん、脱字ではなく、このまま「日計」と書きます。
「計」は計算の「計」の字でもあるとおり、何かを計る意味を持ちますが、文房具や工具ではありません。
ちなみに「ひっけい」や「ひけい」でもありませんよ!
さあ、この「日計」はいったい何と読むのでしょうか?
「日計」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① ずばり、これはヘビです。
ヒント➁ 「〇〇〇〇」4文字です。
ヒント③ 手の上に乗るくらいの大きさです。
「日計」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ヒバカリ」です!
え?「ヒバカリ」って何?という方、爬虫類が苦手な方はインターネットで調べるのは少し待ってくださいね。
「ヒバカリ」とは、いわゆるヘビなんですが、そのサイズが小さいことが特徴です。
大きさとしては、全体が手のひらに乗ってしまうくらい小さいんですが、インターネットで検索すると、思い切り大きく拡大されているので普通のヘビに見えてしまうんです・・・。
こんな小さなヘビですが、やはり住んでいるのは森や水辺が中心で、やっぱり普通のヘビと似ていますね。
しかも、その習性や特徴も普通サイズのヘビと同じで魚やカエル、ミミズなどを食べるそうです。
ミニサイズのヘビがカエルを睨んでいる姿を想像すると、少しおかしいですね。
4つ目の漢字は「狗母魚」
「狗母魚」という、変わった漢字をもつ魚。
「狗」は身近な「犬」のことで、その母親にあたる魚?ということでしょうか。
進化の過程における犬のご先祖様とも勘ぐってしまいますが、これはもちろん違います。
最後に「魚」の字がついているので、何かの魚で間違いないようですが、「狗母魚」を何と読むか分かりますか?
ちなみに、音読みでも訓読みでも正解にはほど遠い魚です。
「狗母魚」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 通常はカタカナ2文字です。
ヒント➁ 船からの釣りをすると外道として釣れます。
ヒント③ 口が大きく開き、目の後ろまでいってます・・・。
「狗母魚」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「エソ」です!
「エソ」とは、全長は20cm~40cmくらいのものが多く、大きいものでは70cmくらいのものもいる魚です。
その見た目は、頭の前方に大きな目があって、「目の後ろまで大きく開く口」が特徴の恐い姿をしています。
しかも、その大きな口には小さな歯がびっしり並んでいて、獲物を逃がしません・・・。
体は細長くて断面は丸いので、どちらかというと爬虫類に近い感じ。
このことから、釣り人からも外道として扱われている魚なんですが、意外や意外、その実は白身魚で美味しいことでも知られています。
でもその代わり、骨が硬く、小骨も多いことから食すにはかなりの手間がいることからも敬遠されてしまう魚でもあります。
ですが、これらをうまく活用したカマボコなどの練り物としては相性が抜群によく、最高級品として重宝されているようですよ!
5つ目の漢字は「大口魚」
「大きな口の魚」。
特徴をずばりとらえた感のあるネーミングですが、いったい何の魚でしょうか。
「大きな口をしている魚」といえば、サメやクジラ、シャチなどの大型の魚類や哺乳類もいますし、釣りの対象魚であるブラックバスにも「ラージマウス」という種類がいます。
だいたいの魚は口が大きいことが分かりますね・・・。
では、あまり特徴にならない特徴を示した「大口魚」はいったい何と読むのでしょうか?
ヒントをみながら一緒に考えてみましょう!
「大口魚」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 食卓にも並ぶ美味しい魚です。
ヒント② カタカナ2文字で、一般的には他の漢字です。
ヒント③ サザエさんの息子といえば?
「大口魚」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「タラ」です!
「タラ」といえば、「鱈」と書くのが一般的ですね。
それは、「大口魚」の身が雪のように白いことから「鱈」という字が使われているのですが、捕食する際に大きな口を開けることから「大口魚」とも書きます。
また、たくさん食べることを「たらふく食べる」なんて言いますが、この「たらふく」の「たら」が「大口魚」のことを指していて、「大口魚のようにふくれた腹」で「たらふく」と言うそうですよ!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!