今日の難読漢字は
「著しい」
「頗る」
「佇む」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「著しい」!
「著しい」
この漢字は、「著作」「著者」などでも使われている字です。
また「著しい」の意味に近い熟語としては、
「顕著」という言葉があります。
「成長著しい」
「著しい改善」
などで使われていますよ。
さて、読めるでしょうか?
「著しい」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「いちじるしい」
です!
「著しい」は、
「はっきりわかるくらい明白な様子」
という意味を持ちます。
「成長著しい」は、
目に見えて成長していること。
「著しい改善」は、
改善した様子が誰の目にも明らかなことを意味します。
「顕著」も同じような意味なので、
こちらを使う方のが多いかもしれません。
ですが、ニュースや新聞などでもよく使われている言葉なので、
覚えておくと普段の生活でも役に立つこと間違いなし!
ビジネスでも
「部下の成長が著しい」「売上が著しく向上」
など、使う場面が多いですよ。
「著しい」は
他に同じ読み方の漢字がないので、
この漢字さえ一度覚えておけば、一生使える知識。
読めなかった方も、ぜひ明日から使ってみてくださいね。
次の難読漢字は「頗る」!
「頗る」
「頗」は、他の熟語ではあまり使われない漢字。
一番使われているのが「頗る」という訓読みの使い方です。
「頗る元気」「頗る迷惑」
などは、会話の中でも頻繁に使われています。
さて、読めるでしょうか?
「頗る」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「すこぶる」
です!
「頗る」は、
「程度がはなはだしいさま。非常に。たいそう。」
という意味を持ちます。
わかりやすく言うと「とても」や「すごく」
英語の「very」とも同じ意味の言葉です。
ビジネス上の会話では
少し固めの言葉である「頗る」を使った方が、
場面に合う感じがしますよね。
発展させた言葉として
「頗る付き」という言葉もあります。
読み方はそのまま「すこぶるつき」と読みます。
「頗るという言葉を付けて言うほどずば抜けていること」
という意味。
「頗る付きの名品」など、最上級の褒め言葉として使われます。
漢字は見慣れないけれど、聞いたことがある!
という方も多かったのではないでしょうか。
頗る使いやすい言葉だと思うので、
読めなかった方も、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。
最後の難読漢字は「佇む」!
「佇む」
貯金の「貯」という字の左側が違うだけなので
「ちょむ」
と読んでしまった方もいるのでは?
実は「佇」の一文字だと「ちょ」と読むのは正しい読み方。
ですが、訓読みだと別の読み方になるんです。
「窓際に佇む」
などで使われますよ。
さて、読めるでしょうか?
「佇む」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「たたずむ」
です!
「佇む」は、
「しばらく立ち止まり、じっとその場にいること」
という意味を持ちます。
「窓際に佇む」というと
「窓際にじっと立っている様子」を表しています。
ほかにも
「木陰に佇む」「道端に佇む」など
文芸作品では比較的よく見かける言葉です。
また、素敵なお家や隠れ家レストランを紹介する際に
「閑静な住宅街に佇む〜」なんて表現をすることもありますね。
ただ「立つ」と表現するよりも雰囲気のある言葉なので、
小説を読むのが好きな方は、よく見かける漢字かもしれません。
一度聞いてしまえば、とても覚えやすい言葉。
読めなかった方も、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。
もし全問正解できた方は自信を持って◎
読めなかった方もぜひ覚えて、明日からは使ってみましょう!
出典:コトバンク