今日の難読漢字は
「雪洞」
「目高」
「吃驚」
「藺草」
「薺」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「雪洞」
これは正解が分かると「へぇー」と思わず声が出ちゃう、そんな雑学もありますよ!
漢字を別々にみてみると、「雪の洞窟」となりますよね。
これはずばり「かまくら」のことだと思われますので、やっぱり読み方も「かまくら」なのでしょうか?
さあ、この予想が当たっているのかいないのか、ヒントを見ながら正解に辿りついてください!
「雪洞」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは「ひな人形」のセットには必須の道具です!
ヒント➁ 横文字にすると「ライトスタンド」です。
ヒント③ 「灯りをつけましょ〇〇〇〇に~」の歌にもあります。
「雪洞」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ぼんぼり」です!
えー!「かまくら」じゃないの?と思った方、多いはずです。
この「ぼんぼり」とは、ひな人形の「お内裏様とお雛様」の後ろに必ず置いてあるあの「ぼんぼり」のことです。
和紙で作った火袋を通して、ゆらゆら柔らかい間接的な明かりが心地良い、照明道具ですが、雪の中で作った「かまくら」の中で火を灯したときの様子が、これに似ていたことから「雪洞」という当て字がつけられたそうです。
次からひな人形を見る時は、後ろにある「雪洞」の背景に雪景色を感じてみるのも風流がありますね!
2つ目の漢字は「目高」
「目高」という漢字は、どちらも簡単で小学校低学年で習うものです。
意味から考えると、「目が高い」というシンプルなものですので、キリンや馬などのように首や背丈が高い動物のような感じもしますね。
はたまた、この「高い」は高額とか高級とかの意味合いであるとするならば、目がキラキラした綺麗な魚のようなものでしょうか?
意味から探るといろいろ予想できますが、今回はもっと単純です!
今回はサービス問題。ヒント無しに正解してみましょう!
「目高」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント➁ ずばり魚類です。
ヒント③ そのまま読めば正解です。
「目高」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「メダカ」です!
「メダカ」といえば、家でも簡単に飼育することができるので子どもの頃に飼っていた方も多いことでしょう。
この「メダカ」は、特定の魚を指すというよりも、分類上は「淡水魚の総称」として使われていることから、その種類は500種にも上ります。
そんな「メダカ」は、漢字の音からくる当て字ではなく、身体に対して大きな目が頭部から飛び出しているので「目高」と名づけられました。
昔は、近所の川原にいけば泳いでいる姿を見ることができましたが、残念ながら現代では自然の川で泳いでいる姿を見つけることは難しい環境になってしまいました。
また「目高」が戻ってこられる環境にしたいものですね!
3つ目の漢字は「吃驚」
「吃驚」と漢字で見れば読み方が分かりませんが、
誰でも普段から使っている言葉です。
テレビのテロップなどにもよく出てきますし、自分でも口にしていると思います。
オカルト好きならもっとよく使っている言葉じゃないでしょうか?
読み方を変換しても出てくるメジャーな漢字ですよ!
「吃驚」読み方のヒントは?
実は吃驚にはふたつの読み方があり、
ひとつは吃驚と書いて(きっきょう)と読みます。
どちらも読み方が違うだけで意味は同じです。
しかしもうひとつの読み方は、もっとメジャーな言葉で生活になじみのある読み方です。
「吃驚」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
テレビによく出てくるテロップは「〇〇〇〇仰天!」です。
さあもうわかりましたか?
「吃驚」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「びっくり」
です!
吃驚をびっくりと読むなんて、こっちが驚きですよね。
しかし実はテレビのテロップも、よく見ていると吃驚という漢字が出ている時があります。
なんとなく画面の雰囲気で漢字を読んでいることもありますが、
突然漢字だけ出てくると読めませんよね。
是非、覚えておきましょう。
4つ目の漢字は「藺草」
これは「〇〇草」のように何かの草であることは予想できるんですが、1文字目の「藺」が読めない・・・。
これはもちろん漢字検定1級の難読漢字ですが、音読みでは「りん」と読みます。
訓読みは、そのまま正解になってしまいますので今は伏せますが、音読みを使って「りん草」としてもさっぱり分かりませんね・・・。
ここはヒントを参考に、正解に近づいてみましょう!
「藺草」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 和室には必ずあるモノの、材料です。
ヒント➁ 緑色で独特のいい香りをしています。
ヒント③ この素材でできたカーペットや枕、座布団も売られています。
「藺草」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「いぐさ」です!
「いぐさ」は別名を「とうしんそう」とも呼ばれている草で、和室には欠かせない「畳」の材料となっている草として、もはや説明不要ですね。
この「藺草」は、「い」という1文字の草の名前であるため、最も短い標準和名でもあります。
あの「畳」の独特の何ともいえない心地よい香りは、この「藺草」の匂いでもあり、思わずその上でゴロゴロしたくなるそんな気分にさせてくれます。
そんな「藺草」、ゴロゴロの魔力を秘めているので我が家では枕もカーペットも「藺草」仕様のもので統一しています。
みなさんも「藺草」枕で、今日から快眠生活にレッツトライ!
5つ目の漢字は「薺」
冒頭からですが、「薺」、まったくもって読めません・・・。
もちろん、漢字検定1級の漢字になります。
日本人に多い苗字の「齊藤」さんの「齊」の字にも似ていますが、「さい」とは読まず、音読みでは「ざい」とか「せい」と読みます。
この漢字を訓読みにしたものが今回の正解になりますが、あなたは読めますか!?
「薺」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 別名は「ぺんぺん草」です。
ヒント➁ 春の七草の一つです。
ヒント③ 全部で3文字、1文字目と3文字目は同じ文字です。
「薺」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ナズナ」です!
「薺」といえば、お正月の最後に食べる七草粥にも使われる、「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ春の七草」でも有名な「なずな」です。
この「薺」は、何か特別な食用の草という訳ではなく、別名を「ぺんぺん草」や「しゃみせん草」とも言い、その辺にある田畑や道端、土手などに生えている草です。
一言でいえば雑草で、もう一つの別名は「びんぼう草」・・・。
ものすごい言われようです・・・。
そんな「薺」ですが、若葉は食用にもなり、お正月のお酒三昧で疲れた胃を休める七草粥の材料として、いわばお粥の「神セブン」のメンバーの一人だっていうこと、忘れないでくださいね!?
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!