今日の難読漢字は
「雉」
「蠍」
「豪」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「雉」!
漢字って、おおざっぱに見ていくと法則めいたものがあって楽しいものです。
例えば、植物を表す漢字には「草かんむり」、魚類を表す漢字には「魚へん」、天気用語だと「雨」という字がどこかに入っていたり。
このように初めて見る漢字でも、ジャンルはある程度推測できるものが多いですが、今回は「雉」。
「矢へん」??と思ってしますが、部首は「ふるとり」という右側の方になります。
これでピンときたあなたは、漢字マスターです!
「雉」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇」の2文字です。
桃太郎のお供をした動物といえば?
「雉」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「きじ」です!
「雉」は、桃太郎と一緒に鬼退治をした、あの鳥ですね!
昔から日本で語り継がれてきた桃太郎ですが、「雉」の生態は日本の個体群のみで独立種としている説と、世界で一番大きいユーラシア大陸に分布するコウライキジの一種とする説があって学説上でも分かれているんだとか。
その中でも、童話として桃太郎に登場したり、多くの自治体が「市町村の鳥」に指定している背景を見ると、昔から日本にいるオリジナルの鳥と思っていた方が愛着が持てますね!
次の難読漢字は「蠍」!
19画。
「画数が多い漢字=難しい漢字」という図式はなんとなく理解できますが、「蠍」もまさにその一つと言えるでしょう。
小学生の頃、「薔薇」が書けるか競っていた子がいたのを思い出しましたwww
漢字って、画数が多いものは際限なくあって、中国の漢字や造語と思われる漢字もあって、20画、30画なんていうのはまだ少ない方で、世の中には80画を超えるような漢字まであるから驚きです。
いや、むしろ80画オーバーの漢字って、平仮名で書いた方が早いじゃん・・・。
「蠍」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇」の3文字です。
「虫へん」がついていますが、「昆虫」とはやや違います。
「蠍」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「サソリ」です!
英語では「スコーピオン」、毒針がある尻尾をもつことで有名な「蠍」は、なんと4億年前にその起源を見ることができる歴史ある生物です。
漢字に「虫へん」がついていることから、昆虫なの?と思う方もいるでしょうが、正確にはクモと同じジャンルの節足動物になります。
両手にハサミをもち、足は4対の全部で8本もあるって知ってました?
ということは、ハサミを入れると手足10本!?
毒針がある尻尾まであって、超恐いですね。
さすが歴史ある生物は違います。
でも、そんなすごい生物を珍味として食べちゃう人間の方がよっぽど恐ろしい・・・。
最後の難読漢字は「豪」!
世界の絶対的通貨は今でも米ドルが筆頭です。
その米ドルに負けず劣らず、貨幣としても価値がある「豪ドル」ですが、今回は「豪」がテーマです。
そのまま考えれば「オーストラリア」と読みますが、なんと他にも読み方があるんです!
しかも国とはまったく違ったもので、知っていると友達に自慢できるかも!?
「豪」の読み方のヒントはコレ!
「〇マ〇〇〇」の5文字です。
針が痛いです。
「豪」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ヤマアラシ」です!
「ヤマアラシ」は、南アメリカやアフリカを主な生息地としている、草食性の齧歯類の動物です。
漢字では、「豪」と1文字で表記することもあれば、「豪猪」と2文字で表すこともあります。
見た目が特徴的なので、アニメのキャラクターなどでもよく登場する「豪」ですが、あのトゲトゲした針は顔の方はほとんどなく、お尻の方に集中しています。
通常、身体に針をもつ動物は自分の身を守るために進化してきた個体が多いですが、「豪」はそこまで大きくない動物なのに、針の体毛を「攻撃用」として使うそうです。
美しい花にはトゲがある、可愛い顔にもトゲがある!