今日の難読漢字は
「鍍金」
「玄鳥」
「小女子」
「海扇」
「面子」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「鍍金」
今回の漢字は難しい!
漢字そのものは、何となく見たことがあるようなないような、そこまで難しい漢字を使っている訳ではないんですが、読めない!
1文字目の「鍍」は漢字検定準1級の難読漢字ですが、音読みは「と」。
そのまま音読みで「ときん」でも正解ですが、今回は他の読み方を考えていきましょう。
実は、この漢字1文字だけでも今回の読み方と同じ読み方ができるんですが、いったい何と読むんでしょうか!?
「鍍金」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① どちらかというと当て字になります。
ヒント➁ 「〇〇き」の3文字です。
ヒント③ 「金属」や「被膜」が関係しています。
「鍍金」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「めっき」です!
「めっき」とは、ある物を金属を溶かした材料を膜として覆う、表面処理のことです。
金属で被膜形成するので、外見をきらびやかにしたり、防錆や表面保護、電気を通電するためなど、あらゆる目的で使われます。
有名なものでは、「トタン」や「ブリキ」があります。
「トタン」は、鉄に亜鉛を「めっき」したものですし、「ブリキ」は鉄にスズを「めっき」したものなんですよ!
お恥ずかしながら、今まで「ブリキ」という金属がもともとあるものと勘違いしていました・・・。
2つ目の漢字は「玄鳥」
1文字目の「玄」は、「玄人」でもお馴染み、「その道のプロ」を表す言葉ですね。
ということは「プロの鳥」とも読み取れますが、「玄」という1文字だけでは「赤や黄色を含んだ黒」や「医者」を指す言葉になります。
・・・ますます意味が分からなくなってしまいましたが、最初の「赤や黄色を含んだ黒」という線から推理すれば、「そういう色をした鳥」が筆頭ですね!
さあ、この「黒くてプロの鳥」はいったい何の鳥??
「玄鳥」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 一般的には他の漢字1文字で表します。
ヒント➁ 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント③ 佐々木小次郎の必殺技といえば??
「玄鳥」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「つばめ」です!
一般的に「つばめ」といえば、「燕」という漢字を使いますが、「玄鳥」でも「つばめ」と読みます。
「つばめ」は、喉の部分が赤色をしていて、その他の身体の大部分は黒色なので、まさに「玄」が表す言葉そのままですよね!
「つばめ」は北半球であれば、広範囲で繁殖している鳥で、なんと沖縄県でもその姿を確認することができます。
軒下に巣を作られてしまうとフンでひどいことになりますが、雛が一生懸命、口を開けてエサを待っている姿は可愛いものですよね!
3つ目の漢字は「小女子」
「小さな女の子」と書く「小女子」。
とても可愛らしい言葉にも見えますね!
略語として考えるなら、「小学生の女子」でしょうかwww
女子高生に次ぐ、新たなトレンドワードな気がしてなりませんが、残念ながら「小学生の女子」のことではありません・・・。
では、この「小女子」という言葉は何と読むのでしょうか!?
「小女子」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは魚の名前です。
ヒント➁ 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント③ シラスに姿形が似ています。
「小女子」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「こうなご」です!
この「小女子」、実は地域によって呼び名が若干異なり、正式名称として「いかなご」と呼ぶところも多いようです。
特に有名なのは、いわき沖で獲れる「小女子」です。
春頃に漁が解禁となり、地元では水揚げされたばかりの新鮮な「小女子」が食べられるとあって、多くのお客さんで賑わいます。
「小女子」は、低カロリーでカルシウムやタンパク質が豊富な、まさにダイエット食品!
なんと成人が1日に必要なカルシウム500mgを、わずか100gの「小女子」で摂取できてしまう、スーパー食品なんです!
これはもう毎日食べるしかない!
4つ目の漢字は「海扇」
シンプルに「海の扇」と書く「海扇」。
ビーチで使う「扇」といえば、リゾート地にあるような大きな葉っぱの形をした団扇のようなものでしょうか。
昔の壁画などで、召使が主人を扇いでいる様子を描いたものが多いですが、あんな感じをイメージしてしまいますね!
ただ、今回はずばり「扇」とは関係ありません・・・。
一般的には漢字を使わないのでピンときませんが、好きな人も多いアレです!!
「海扇」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 通常はカタカナ表記します。
ヒント➁ 「〇〇〇がい」の5文字です。
ヒント③ これは貝です。
「海扇」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ほたてがい」です!
まさに「ホタテ」の形は「扇」そのもの。
今回は当て字で「海扇」と書いて「ホタテ」または「ホタテ貝」と読みます。
お寿司屋さんでもお刺身でも、みんな大好きな「海扇」。
そのまま生で食べるも良し、バター醤油で焼いても良し、海鮮料理に使うも良し、どんな風にしても美味しい、まさに貝の王様!
「扇」であおぐべきなのは、人じゃなくて「海扇」の方!?
5つ目の漢字は「面子」
子どもの頃、牛乳瓶のフタを使った「面子(めんこ)遊び」が定番だったなぁ~・・・、という人も多いはず!
もちろん、私はその後の世代ですのでやったことはないんですが、2重にして貼り合わせると無敵になるそうですね!
そんな「めんこ」ですが、今回は「めんこ」ではない方の読み方を考えていきましょう。
「めんし」「おもこ」「おもし」・・・。
いろいろな候補が考えられますが、正解はいったい何でしょうか。
ヒントを参考に考えていきましょう!
「面子」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① いわゆる「メンバー」のことです。
ヒント➁ 「プライド」を指す言葉でもあります。
ヒント③ 「〇〇〇」の3文字です。
「面子」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「めんつ」です!
「面子」とは、「メンバー」の別称としても使われる言葉です。
よく使われるシチュエーションとしては、やはり麻雀でしょうか。
ちなみに、麻雀だと「メンバー」という意味以外にも、「3個で一揃いになる牌」のことも表します。
その他に、「面子がつぶれる」などの用法でもお馴染み、「プライド」と同じ意味ももちます。
この「面子」が読めないと、「面子丸つぶれ」ですよ!!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!