漢字読み講座

【ペットとして大人気の「犬」ですが、今回は動物ではありませんよ!】「犬榧」、あなたは読めますか?

1文字目に「犬」が入っていることから、犬の種類の何かや犬に似た動物を想起させますが、残念ならがこれは動物ではありません。

 

また、難読漢字の定番として、音読みから連想できるものもありますが、2文字目の漢字が難しくて、まさに「犬」のようにお手上げ状態・・・。

 

そこで大ヒントです!

 

2文字目の「榧」は「かや」と読みます!

さあ、正解が分かったでしょうか??

 

「犬榧」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。

ヒント➁ 「榧」の部分は「かや」ではありません。

ヒント③ これは植物です。

 

「犬榧」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「いぬがや」です!

 

「犬榧」とは、イチイ科イヌガヤ属の針葉樹のことです。

 

「ザ・森に生えている木」という姿形をしている「犬榧」ですが、古代においてはとても重宝された植物でした。

 

その理由は、木材は弓矢や矢などの材料として、「犬榧」からとれる油は松明の燃料として使われてきました。

 

その証拠として、縄文時代の遺跡などからは古代の「犬榧」が出土されているそうで、今も自生している森の木々が何だかロマンに感じてきますね!