今日の難読漢字は
「手繰る」
「河岸」
「山車」
「祝詞」
「風袋」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「手繰る」
突然ですが、みなさん「あやとり」はできますか??
女の子は小さい頃に遊んだ経験があると思いますが、毛糸や紐さえあれば簡単にできる遊びとして広く普及していますよね。
そんな「あやとり」ですが、今回の漢字はまさに「手で操る」と書く「手繰る」です。
「てあやつる」や「てさぐる」などとは読みませんので、ご注意を!
「手繰る」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇る」の3文字です。
ヒント② 「操る」よりも「引く」に近いニュアンスです。
ヒント③ 対象は、「綱引きの綱」や「山登りのザイル」などがあります。
「手繰る」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「たぐる」です!
「手繰る」とは、「 両手で代わりばんこに引いて手元へ引き寄せる」という行動のことですね。
イメージとしては、縁日などでよくある、「景品が紐で結ばれたくじ引きの紐」ですね!
どれが商品とつながっている当たりの紐かは分からないけれど、無心で「手繰る」と意外に当たりだったりします。
「操る」という漢字が使われていますが、「引く」とか「引きずる」というニュアンスが強い言葉になります。
良い運気を「手繰り」よせるよう、今日も頑張っていきましょう!
2つ目の漢字は「河岸」
どちらも小学校低学年で習う漢字ですが、意外にも読めなくてがっかり・・・。
大人になってからこういうレベルの漢字を読むシチュエーションって意外にあるものですが、間違えると本当に恥ずかしいですよね。
「河」は「かわ」、「岸」は「きし」だから「かわぎし」。
はい、もちろん正解!
ですが、今回は難読漢字ということで出題していますので、ぜひ「かわぎし」以外の読み方にチャレンジしてみてください!
「河岸」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇」の2文字です。
ヒント② 「かわぎし」の読み方に似ています。
ヒント③ 「魚河岸」という言葉がありますよね!
「河岸」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「かし」です!
「かし」の他にも、「かがん」とも読みます。
「河岸」とは、そのままの意味ですが「河川や運河の岸にできた、港や船着場」のことです。
単体で「河岸」という言葉はあまり見ませんが、「魚河岸」など他の言葉と組み合わさったものは日常的にもよく見かけますね。
ちなみに「魚河岸」とは、「魚介類を取り扱う市場や市場のある地名」のことをいいます。
日本各地にある「魚河岸」ですが、江戸時代の頃から発展してきたところが多く、観光地としても親しまれていますね!
3つ目の漢字は「山車」
「山」と「車」から成るこの言葉、どちらの漢字も小学校1年生で習う超簡単な漢字ですね!
でも、「山車」という組み合わせは小学校1年生では習わない、少し難しい読み方になってしまうんです・・・。
そのまま「やまぐるま」と読めそうですが、これは違います。
また、音読みにして「さんしゃ」と読んでも正解ですが、せっかくなので特殊な読み方にチャレンジしてみましょう!
「山車」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇」の2文字です。
ヒント② お祭りなどでよく耳にしますね!
ヒント③ 卵焼きに「出汁」が入ると美味しい!
「山車」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「だし」です!
「山車」とは、日本のお祭りではお馴染み、筋骨隆々な漢たちが担ぐ御神輿と一緒に登場する、「車輪のついた出し物の総称」です。
御神輿のイメージが強いため、「山車」の姿形がなかなか思い浮かばないと思いますが、山車にも花や人形などで豪華な装飾が施されているものが多いですね。
地方によっては、呼び方が「曳山(ひきやま)」や「祭屋台(まつりやたい)」というところも多いです。
祭事には欠かせない「山車」、お祭りのときにはぜひ注目して見てみてくださいね!
4つ目の漢字は「祝詞」
今回の難読漢字は「祝詞」です。
字から察するに、「お祝いの言葉」や「お祝いの文章」といったところでしょうか?
普通に読んでしまうと「しゅくし」ですが、これは間違いです。
この「祝詞」は祭事を中心としたおめでたい席で使われるものですから、読めないと恥ずかしいですよ!
「祝詞」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② 「祝」と「詞」の読み方は、今回特有の読み方です。
ヒント③ 工作などで紙などを貼り付ける接着剤は?
「祝詞」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「のりと」です!
「祝詞」とは、「祭事のときに神様に対して唱える言葉」です。
日常的にはあまり使わない言葉ですが、「おめでたい席などで偉い人が冒頭に言うセリフや文章」も「祝詞」と言ったりします。
語源は諸説ありますが、「祝(のり)」は「宣る(のる)」の名詞形となり、呪術的に重大な発言をすることを意味しています。
「詞(と)」も、「詛戸(とこい)」や「事戸(ことど)」などの「と」と同じ呪術的な行為で使う言葉となり、その2つが組み合わさったものとなります。
他にもいろんな説がありますので、興味がある方は調べてみてくださいね!
5つ目の漢字は「風袋」
「風」に「袋」と書く「風袋」。
「風」や空気を入れる「袋」といえば「風船」が真っ先に思い浮かびますが、どうでしょうか?
でも、そもそも「風」って「袋」に入るのか疑問です・・・。
今回の漢字は料理をする方にとってはサービス問題となりますが、いきなり主題されると間違ってしまうほど難しい読み方をします。
さあ、ヒントを見ながらチャレンジしてみましょう!
「風袋」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント② 料理で使う「はかり」を使うときは、まず「風袋」をはかりましょう。
ヒント③ カンガルーなどは「有袋類」と言いますね。
「風袋」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ふうたい」です!
「風袋」とは、「品物を入れたり包んでいる包装用の袋や箱など」をいいます。
料理をするとき、小麦粉や材料をはかりで量るとき、「粉を入れている器の重さ」はゼロにしますよね?
そのときの「器」こそが「風袋」です。
また、ここから転じて「実質に対する外観」や「上っ面」なども意味します。
料理では「風袋」はゼロにしますが、自信の「風袋」はゼロにしないように気をつけましょう!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!