漢字読み講座

【今日の難読漢字】「霧雨」「泥鰌」「蝙蝠」「蜆」「蜥蜴」あなたは読めますか?

今日の難読漢字は

「霧雨」

「泥鰌」

「蝙蝠」

「蜆」

「蜥蜴」

の5つです。

さて、なんと読むか分かりますか?

1つ目の漢字は「霧雨」

今回は、ずばりサービス問題です!

 

「霧のような雨」といえば、日常生活でも頻繁に起こる現象ですので実際に体験している人は多いと思います。

 

天候の「雨」にまつわる用語は他にもありますので、今回はそのあたりも触れていきたいと思います。

 

ちなみに「霧雨」の読み方は分かっても、その定義は知らないと思いますので、そのあたりも触れていきたいと思います。

 

「霧雨」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。

ヒント② まさに「霧のような雨」の天候のことです。

ヒント③ 「こさめ」ではありません。

 

「霧雨」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「きりさめ」です!

 

「霧雨」とは、「普通の雨よりも滴が小さく、それが霧のように広範囲に降る天候」のことです。

 

定義としては、雨粒の直径0.5mm以下とされており、霧あるいは層雲の中で霧粒や雲粒が併合によって大きくなっている状態のことです。

 

車の運転などで「霧雨」になると、雨粒が小さく、まさに霧のように広範囲を覆うので注意するようにしましょう!

 

個人的には、いろんな雨がある中で「霧雨」は雰囲気があって好きです。

2つ目の漢字は「泥鰌」

「泥鰌」の読み方ですが、普通は「カタカナ」表記なので、漢字になったものはあまり目にしませんね。

 

1文字目は「泥(どろ)」と分かるんですが、2文字目が難しい・・・。

 

「鰌」は、魚へんに「酒」のような字が組み合わさっていますが、「さけ」や「しゅ」とは読みません。

 

ちなみに、「鰌」の1文字だけでも「泥鰌」と同じ読み方をします。

 

「泥鰌」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。

ヒント② 「泥」の中をはじめ、田んぼや小川に生息しています。

ヒント③ 「柳川鍋」といえばコレ!

 

「泥鰌」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「どじょう」です!

 

「泥鰌」は、食用でもお馴染み、ウナギに似た淡水魚ですね。

 

「泥」の字から分かるとおり、生息地は「泥」がある田んぼや小川です。

大きさは20cm程度で、口ひげは両方に5本ずつあります。

 

ちなみに、口ひげが3本になると「シマドジョウ」や「アメドジョウ」と呼ばれている種類になり、いずれも食用にされています。

 

昔から柳川鍋のメイン材料として親しまれており、その独特な味が多くの人を魅了している、そんな「泥鰌」です。

3つ目の漢字は「蝙蝠」

今回は超難問です!

 

まず2つの漢字からして日常的には使わないものですし、そもそも「虫へん」がつく漢字って昆虫はもちろん、魚介類のケースもあるので予想もつかないですね・・・。

 

音読みや訓読みである程度、推測ができる漢字もありますが、「蝙蝠」は漢字自体が難しくてそれすら出来ません・・・。

 

今回はおとなしく、ヒントを見ながら正解に近づいていくことにしましょう!

 

「蝙蝠」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。

ヒント② 通常は「カタカナ」表記します。

ヒント③ 「洞窟」、「ハロウィン」、「逆さ」。共通するものは?

 

「蝙蝠」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「コウモリ」です!

 

「蝙蝠」は、ハロウィンや魔女や吸血鬼とセットで出てくるイメージがある動物ですが、哺乳類として翼をもち、完全な飛行ができる動物として知られています。

 

鳥類と同様にはばたくことによって飛びますが、その羽の構造は鳥の羽毛とは違い、「蝙蝠」の翼は「飛膜」と呼ばれる伸縮性のある膜でできているのが特徴です。

 

哺乳類で飛行する動物としては、他にムササビやモモンガなどがいますが、鳥類に匹敵するほどの飛行能力を持つのは「蝙蝠」だけなんですって!

 

さすが、スーパーヒーローのバッドマンのモチーフになるだけのことはありますね!

4つ目の漢字は「蜆」

シンプルに1文字だけの「蜆」。

 

漢字の成り立ちをみると「虫へん」に「見」という組み合わせなので、「虫を見る」でしょうか。

 

「虫を見る」と言われれば、昆虫を捕食する何かと想像できますが、そうすると鳥類の何か?

 

意外に難問ですが、頑張ってチャレンジしてみてください!

 

「蜆」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。

ヒント② これは昆虫ではありません。

ヒント③ お味噌汁の具材としても定番です!

 

「蜆」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「しじみ」です!

 

「蜆」という漢字は、成り立ちはシンプルですが漢字検定1級の難問でした!

読めないのも納得です。

 

また、貝なのになぜ「虫へん」がつくのかというと、もともとは小さい貝で「縮んでいるように小さい=縮み」が語源という説があります。

 

虫のように小さく、浅瀬に「顕現する=見る」ということから、虫+見で「蜆」となったと言われています。

 

お寿司屋さんでも定番の味噌汁として「蜆汁」がありますが、これがまたお寿司と相性抜群で最高なんですよね!

 

今夜の味噌汁の具材は「蜆」に決定!

5つ目の漢字は「蜥蜴」

実はこのサイトでは、今回の「蜥蜴」と同じ読み方をする問題を出題しているんですが、何か分かりますか?

 

どちらかと言うと、今回の漢字の方が難しいので推測することすら困難だと思いますが、「虫へん」がつくからといって昆虫ではない、というのが最大のヒントでしょうか。

 

2文字とも漢字自体が難しいため、ヒントを見て一緒に考えていきましょう!

 

「蜥蜴」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。

ヒント② 昆虫ではなく「爬虫類」です。

ヒント③ 「石竜子」とも書きます

 

「蜥蜴」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「トカゲ」です!

 

「蜥蜴」といえば、過去にこのサイトで「石竜子」として出題しているんですが、分かりましたか??

 

今回は過去の記事で説明していない「蜥蜴」の生態をご紹介します。

 

「蜥蜴」は、住んでいる環境やストレスによって自身の体の色を変える特徴を持つことで知られています。

 

特に有名なものはカメレオンですが、他の普通のトカゲも色が変える能力を持っています。

 

また、アニメなどでもデフォルメされて描かれていますが、爬虫類の多くがそうであるようにトカゲにも「瞼(まぶた)」があります。

目を閉じる仕草が可愛らしく、ペットにする人が多いのも納得ですね!

まとめ

今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?

ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆

最後までお読みいただきありがとうございました!