漢字読み講座

【今日の難読漢字】「自ら」「三昧」「吹聴」「他人事」「数多」あなたは読めますか?

今日の難読漢字は

「自ら」

「三昧」

「吹聴」

「他人事」

「数多」

の5つです。

さて、なんと読むか分かりますか?

1つ目の漢字は「自ら」

自由、自分の「自」にひらがなの「ら」で「自ら」。

タイトルにもありますが、もちろん(じ)とは読みません。

それ以外にも読み方があり、口にすることもあると思います。

さて、「自ら」と書いてなんと読むでしょう?

「自ら」読み方のヒントは?

自分という意味で合っています。

もっと言えば、自分の力で行う様子です。

そんな時に、自分の事を言い換えるとなんと言いますか?

もちろん、「私」や「僕」ではありません。

さて、「自らは」なんと読むか分かりますか?

「自ら」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇ら」です。

率先して自分で行う事を何と言いますか?

さあ、もうわかりましたか?

「自ら」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「みずから」

です!

 

「自ら率先して行う」

「自らを省(かえり)みる」

「自らあやまちを認める」

など、使った事はありませんか?

「自分から率先して行う」事を、「自ら率先して行う」と言えば

ちょっと知的な感じがしますね。

ぜひ、使ってみましょう。

 

2つ目の漢字は「三昧」

「三昧」と書くと、「一味」や「七味」など

唐辛子のイメージを持ってしまいますが、

唐辛子からは一旦離れてみましょう。

 

さて、「三昧」と書いてなんと読むか分かりますか?

「三昧」読み方のヒントは?

(みみ)でも、(さんみ)でもありません。

もちろん、(みあじ)でも(さんあじ)とも読みません。

たとえば贅沢過ぎる時間を過ごす時、なんと言いますか?

「三昧」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。

ひとつの事に熱中したり、思いっきり傾いたりすることです。

さあ、もうわかりましたか?

「三昧」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「ざんまい」

です!

 

ご贔屓のアーティストや芸能人など、

お目当ての推しにどっぷりはまる時間を過ごすなども、

贅沢三昧の時間ですね!

他にも大好きな甘いものを沢山食べた時なども、

スイーツ三昧などと言ったりします。

 

また、仏教では三昧(さんまい)と言われており、

精神を集中し、雑念を捨て去ることと言われています。

夢中になれるものがあると、何でも頑張れますよね。

ぜひ、覚えておきましょう。

3つ目の漢字は「吹聴」

「吹聴」を読むときに、よく(すいちょう)と読む人がいますが、

実は間違いです!

「吹田市」や「吹奏楽」などが、(すい)と読むので、

間違ったまま覚えている人も。

では、「吹聴」の正しい読み方を知っていますか?

「吹聴」読み方のヒントは?

難しく考えなくて大丈夫です。

「吹く」と「聴く」の組み合わせです。

吹くはそのまま、聴くは(きく)以外になんと読むのかを考えましょう。

最大のヒントは、「補聴器」です!

「吹聴」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。

もうわかりましたか?

「吹聴」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「ふいちょう」

です!

 

根拠のない事を言いふらしたりする事や

自分の自慢話を多くの人に言いふらすことを、

吹聴と言います。

おしゃべりな人や、自分のことを過大評価して人に吹聴したりする人って

どこにでもいますよね。

何事も、両方の言い分を聞き、

自分なりに判断できる人でありたいものです。

 

ぜひ、覚えておきましょう。

4つ目の漢字は「他人事」

「他人事」と書いて、(たにんごと)。

しかし、実は(たにんごと)は間違いです!

本当の読み方は、よく使っている言葉だと思います。

口に出しては使っていなくても、心の中で自然にカテゴリー分けしてしまって、

「自分の事じゃないからいいや!」

みたいに思っていませんか?

さて、「他人事」と書いてなんと読むでしょうか?

「他人事」読み方のヒントは?

漢字と読み方がリンクしているのは、「事」だけです。

自分には関係がないであろう事に、関心を示さないことで合っています。

よく似ている読み方の漢字で、他所事(よそごと)があります。

さて、なんと読むかわかりますか?

「他人事」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇ごと」です。

さあ、もうわかりましたか?

「他人事」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「ひとごと」

です!

 

たいていの人が、他人事であるか、私事(わたくしごと)であるか

瞬時に自分の中で決定してしまうのではないでしょうか?

他人事だと思って適当に返事してしまうと、

他人事だと思って!

と怒られてしまいますよね。

ぜひ、読み方もおぼえておきましょう。

5つ目の漢字は「数多」

多数(たすう)をひっくり返すと、(すうた)とそのまま読めます。

実は「数多」と書いて、(すうた)と読んでも正解です。

しかし、もっと世の中に浸透している読み方があります。

数が多いと書いて「数多」、

さて、なんと読むでしょうか?

「数多」読み方のヒントは?

漢字と読み方のイメージはかけ離れていますが、

読み方を聞くと、

「知ってる!」「使ってる!」

と思うのではないでしょうか。

「多」は(た)で正解です。

「数多」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇た」です。

受験や、就職の時など

引く手数多」だと、とても羨ましいです。

しっかりと勉強してこなかったことを、

本気で後悔してしまうでしょう。

さあ、もうわかりましたか?

「数多」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「あまた」

です!

 

「彼なら転職でも優秀だから引く手数多だろう」

など、選べる立場の人が羨ましいですよね。

頑張っていないと、

選んでもらえることすら少なくなってしまいます。

ぜひ、覚えておきましょう。

まとめ

今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?

ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆

最後までお読みいただきありがとうございました!