今日の難読漢字は
「翌檜」
「犬榧」
「莎草」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「翌檜」!
これまた読むのが難しい、「翌檜」。
よーく見ると、2文字目は樹木の「檜(ひのき)」ですね!
ということは、「翌日の檜」ということになりますが、いったいどういうことでしょうか。
「檜」という字を使っている以上、植物の一種であることが分かりますが、意外にも「翌日の檜」はイイ線いっているんです!!
さあ、イメージが膨らんできたところで、ヒントを確認していきましょう!
「翌檜」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇」の4文字です。
見た目は「檜」の少し小さいものです。
「翌檜」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あすなろ」です!
「翌檜」とは字のごとく、そのまま「檜」のことです。
大きいものは数10mにも達しますが、基本的には通常の「檜」よりも一回り小さく、「明日には檜」や「檜のように明日(あす)なろう」という語源から、「あすなろ」となった説が有力です。
このことから、これからの無限の可能性を秘めた若者を揶揄する言葉としても使われる「翌檜」。
そいういえば、昔のテレビドラマで「あすなろ白書」という恋愛ドラマがありました!
・・・って、知らない人は、まさに「翌檜」ですね!
次の難読漢字は「犬榧」!
1文字目に「犬」が入っていることから、犬の種類の何かや犬に似た動物を想起させますが、残念ならがこれは動物ではありません。
また、難読漢字の定番として、音読みから連想できるものもありますが、2文字目の漢字が難しくて、まさに「犬」のようにお手上げ状態・・・。
そこで大ヒントです!
2文字目の「榧」は「かや」と読みます!
さあ、正解が分かったでしょうか??
「犬榧」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇」の4文字です。
「榧」の部分は「かや」ではありません。
「犬榧」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「いぬがや」です!
「犬榧」とは、イチイ科イヌガヤ属の針葉樹のことです。
「ザ・森に生えている木」という姿形をしている「犬榧」ですが、古代においてはとても重宝された植物でした。
その理由は、木材は弓矢や矢などの材料として、「犬榧」からとれる油は松明の燃料として使われてきました。
その証拠として、縄文時代の遺跡などからは古代の「犬榧」が出土されているそうで、今も自生している森の木々が何だかロマンに感じてきますね!
最後の難読漢字は「莎草」!
「莎」という漢字、見たことがあるようなないような、いかにも「しょう」や「さ」と読めそうな雰囲気を出している簡単な漢字ですが、何と漢字検定1級の難読漢字なんです!
読み方は予想通り「さ」で正解ですが、驚くのは訓読みです。
なんと訓読みすると、
「はますげ」・・・。
なんじゃそらwww
思わず「草」が生えてしまいましたが、「莎草」が読めないと「草」だらけになるので要注意!!
「莎草」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇ぐさ」の6文字です。
「はますげぐさ」ではありません。
「莎草」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「かやつりぐさ」です!
「莎草」は、「ささめ」とも「しゃそう」とも読める難読漢字です。
1文字目の「莎」を訓読みにした「はますげ」も同義語になります。
「莎草」は、畑や野原などに自生している、高さ40cm程度のいわゆる雑草です。
特徴的なのは、茎が三角柱であることと、葉っぱが細長いことでしょうか。
その姿形が、「蚊帳」を吊ったような形に見えることから「かやつりぐさ」と呼ばれるようになったんだとか。
・・・にしても「はますげ」って、「なまはげ」の仲間かと思いましたwww