本日の難読漢字クイズは「鏖」です。
「窯」や「塵」に似ていますが…違いますね。
早速ヒントを見てみましょう!
「鏖」の読み方のヒントは?
1.ひらがなにすると5文字です。
2.『濃紅姫や、家中の人々を鏖にして、只自分独り生き残って、』夢野久作・杉山萠円「白髪小僧」より引用
3.「鏖」と言われたら、ぎょっとする、あるいはゾッとするでしょう。
4.「ひとり残らず鏖にしてやる!」犯人は叫んだ。
正解は…
正解は…
「みなごろし」
でした!
日常生活で使う機会は、ほぼないと思いますが、映画や小説ではよく使われます。
相手を特定せず、無差別に殺すという意味です。
「鏖」の類義語には、「根絶やし」「撲滅」「全滅」などがあります。
「鏖」の読み方と由来
「鏖」の音読みは「オウ」「ヒョウ」、訓読みは「みなごろし」です。
ほぼ同じ意味の言葉に、「鏖殺(オウサツ)」「鏖戦(オウセン)」「鏖闘(おうとう)」があります。
「鏖」という漢字には、もともと「銅製の底が平たい鍋」という意味があったそうです。
- 鍋にすき間なく食材を詰め込んで調理したので「みなごろし」になった。
- 鍋に鹿の肉を詰め込んで調理したことから「鹿」という漢字が入っている
諸説ありますが、正確な由来は不明です。